第6期五番勝負第4局 Feed

2021年8月22日 (日)

Dsc_29611 (12時54分、豊島叡王が戻る)

Dsc_29661 (直後に藤井王位・棋聖も戻ってきた)

Dsc_29741

Dsc_29811

Dsc_29891 (再開時刻の13時になっても、豊島叡王はすぐには指さなかった)

20210822d

この局面で豊島叡王が36分使ったところで正午になり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲豊島58分、△藤井2時間0分。昼食は、豊島叡王が「鰻ひつまぶし」(名古屋東急ホテル日本料理「なだ万」)、「アイスウーロン茶」。藤井王位・棋聖が「ホテル伝統の名古屋コーチンスパイシーカレー、アイスレモンティー」です。対局は13時に再開されます。

※当初、豊島叡王と藤井王位・棋聖の注文を逆に記していました。申し訳ありませんでした。

Dsc_29481_2 (豊島叡王の昼食)

Dsc_29491_2

Dsc_29421(藤井王位・棋聖の昼食)

Dsc_29441

名古屋東急ホテルの周辺を歩いてみました。ホテルがある栄は、名古屋を代表する商業エリアです。

Dsc_26571 (栄の中心に位置する栄交差点。向こうは交差点の南側で、百貨店や大型のショッピング施設が建ち並んでいる)

Dsc_26681 (交差点の下は地下鉄の栄駅だ)

Dsc_26641 (栄駅に直結した商業ビルの壁面には、観覧車が設置されている)

Dsc_26751(交差点の北側にある久屋大通公園。名古屋のランドマーク「中部電力 MIRAI TOWER」がある)

Dsc_26791(今年5月に、「名古屋電波塔」から「中部電力 MIRAI TOWER」に改称された。日本初の集約電波鉄塔だ)

Dsc_26831 (久屋大通公園のすぐ隣には、オアシス21。こちらも公園で、空中に浮かぶガラスの大屋根「水の宇宙船」をシンボルにしている)

Dsc_26841 (エレベーター、あるいは階段で、「水の宇宙船」の上にいくことができる)

Dsc_27071 (下から見た様子。ガラス張りの床の中で水がきらめいている)

Dsc_26891(「水の宇宙船」の上は、高さ14メートル。タワーも近い)

Dsc_26961 (水が夏の暑さを和らげてくれる)

Dsc_27041

Dsc_27001 (眺めも良好)

(睡蓮)

20210822c

図は10時55分頃の局面です。前記事の▲6八銀に藤井王位・棋聖が熟考で△5二玉としたあとは、▲7五歩△9三桂▲8六歩△8五歩▲7九金まで、互いにほとんど時間を使わずに進みました。藤井王位・棋聖が端桂から動いていき、中盤戦に入りそうです。「すでに勝負どころですね。後手は端桂が負担になりそうですから苦労してもおかしくないですが、自らこの順に進めたわけですからね」と、控室の佐藤康九段。次の一手は、▲8五歩△同桂▲8六飛の筋に備えておく△8一飛を予想しています。

Dsc_29081 (藤井王位・棋聖)

Dsc_29401 (控室の盤面モニターを見つめる佐藤康九段)

20210822b

図は10時20分頃の局面です。互いに2手損する微妙なやり取りの末に、双方で似たような陣形になっています。仮にここで△5二玉なら、先後で同じ形です。時間については、藤井王位・棋聖が1時間以上を使っているのに対し、豊島叡王の消費はまだ15分ほどです。

Dsc_28951 (豊島叡王。本局の進行も想定の範囲内なのか)

Dsc_29371 (控室では、現地大盤解説会の賞品になる色紙の揮毫が進められている)

Dsc_29381

10時になり、両対局者に午前のおやつが出されました。注文は豊島叡王が「瀬戸内大長レモンケーキ、アイスレモンティー」、藤井王位・棋聖が「熊本県産和栗のプリンショート、アイスコーヒー」です。

Dsc_29271 (豊島叡王のおやつ)

Dsc_29281

Dsc_29291 (藤井王位・棋聖のおやつ)

Dsc_29311

20210822a開始からおよそ30分が経過しました。盤上は相掛かりの後手縦歩取りと、少し珍しい進行になっています。「先後逆ならよく出る形ですが、後手は△5二玉という手を省略することで先手のように進めているんですね」と、控室の木村九段。現局面は、すでにデータベース上の前例はありません。

Dsc_29011 (藤井王位・棋聖が序盤から工夫を見せている)

Dsc_29141 (定刻になり、開始の礼を交わす)

Dsc_29171 (豊島叡王の初手は▲2六歩)

Dsc_29191 (藤井王位・棋聖は、いつものようにまずお茶を飲んだ)

Dsc_29201 (2手目は△8四歩だった)

Dsc_29241(開始直後は、ともにすらすらと指し進めていた)

Dsc_28601 (8時25分、駒を磨く宮嶋三段を中村修九段が見守る)

Dsc_28631

Dsc_28611 (豊島叡王の盆。両対局者のペットボトルの本数は、本人の希望に沿っている)

Dsc_28621 (藤井王位・棋聖の盆)

Dsc_28661 (ほかの関係者もそろう)

Dsc_28711 (8時44分、豊島叡王が先に入室した)

Dsc_28771 (直後に藤井王位・棋聖も姿を見せる)

Dsc_28851 (豊島将之叡王)

Dsc_28911 (藤井聡太王位・棋聖。本局に勝って叡王を奪取すると、史上最年少での三冠達成となる)

Dsc_28931

Dsc_28961