第5期七番勝負第2局 Feed

2020年7月 5日 (日)

こちらは昨日の検分のあとの食事会の様子(対局者はそれぞれ自室で夕食)。少人数で密を避け、個々の席を離す形で行われました。出された料理の一部をご紹介します。

食事会
(将棋連盟関係者のみ、少人数の夕食会)

福崎九段
(立会人の福崎文吾九段)

鍋吸い
(炙りの鱧と夏野菜が入った鍋吸い)

お造り
(山陰の旬を刺身にしたお造り)

蒸しあわび
(蒸しあわびのグリル)

但馬磯魚
(但馬磯魚香味焼き)

但馬牛
(但馬牛リブロース香味蒸し鍋)

果物
(季節の果物。左からスイカ、琵琶、ブドウ、青梅のゼリー掛け)

Eiou2020070501014912時30分、この局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲豊島1時間10分、△永瀬1時間18分。対局は13時30分に再開します。
昼食は、永瀬叡王が但馬牛御膳(但馬牛丼、地野菜サラダ、煮物、味噌汁、香の物)とアイスコーヒー、アイスティー。豊島竜王・名人は但馬牛御膳とアイスレモンティーです。

城崎は、兵庫県北部の日本海に面した関西有数の温泉街。開湯1300年以上の歴史があり、平安時代から人々に愛されています。第2局の対局場「西村屋本館」は、その城崎温泉にある山陰随一の純日本旅館。西村屋は安政時代の創業から160年の歴史があり、数寄屋造りが美しく、中庭を囲うように建てられた客室は、それぞれ違った風景を眺めることができます。また、大浴場の「吉の湯」のほか、円形の「福の湯」、庭園に面した「尚の湯」など、館内だけでも湯めぐりを楽しめます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月から営業を自粛していましたが、昨日より再開し、叡王戦第2局の開催に至りました。

西村屋

西村屋

西村屋

西村屋

西村屋

大盤解説会場
(大盤解説がある「泉霊」の部屋。椅子と椅子との間隔を広く取っている)


【城崎温泉 旅館 西村屋本館】
〒669-6101兵庫県豊岡市城崎町湯島469
TEL:0796-32-2211/FAX:0796-32-4456
http://www.nishimuraya.ne.jp/honkan/

▲4五歩

11時25分、豊島竜王・名人が先に▲4五歩と仕掛けました。控室では以下△同歩に▲3五歩と突く順が予想されており、この▲3五歩△同歩と取るのは▲4五桂の跳躍が厳しくなります。永瀬叡王の対応に注目です。

永瀬叡王
(先攻された永瀬叡王は、どのような受けを見せるか)

服部四段
(開始30分前の対局室では、服部慎一郎四段が盤駒を磨いていた)

立会席
(立会人の福崎九段、見届人の青木さんが立会席に着く。左端には糸谷八段の姿も)

豊島竜王・名人
(9時47分、先に豊島竜王・名人が入室)

豊島竜王・名人

懐中時計
(着席し、最初に信玄袋から懐中時計を取り出した)

豊島竜王・名人

Photo

開始20分が経過し、戦型は角換わりになっています。第1局の千日手局、指し直し局に続いて今シリーズ3度目。相腰掛け銀模様で進んでいます。

福崎九段
(控室に戻った立会人の福崎九段は「進行が早いですね」とひと言)

定刻の10時を迎え、対局が始まりました。本局の先手は豊島竜王・名人です。

対局開始

豊島将之竜王・名人

◆豊島 将之(とよしま まさゆき)竜王・名人◆

  • 棋士番号は264
  • 1990年4月30日生まれ(30歳)
  • 愛知県一宮市出身
  • 桐山清澄九段門下
  • 2007年、四段
  • 2019年、九段
  • タイトル戦登場は12回
  • 獲得は竜王1期、名人1期、王位1期、棋聖1期の計4期。棋戦優勝は2回

永瀬拓矢叡王

◆永瀬 拓矢(ながせ たくや)叡王◆

  • 棋士番号276
  • 1992年9月5日生まれ(27歳)
  • 神奈川県横浜市出身
  • 安恵照剛八段門下
  • 2009年、四段
  • 2019年、八段
  • タイトル戦登場は5回。獲得は叡王1期、王座1期の計2期。棋戦優勝は2回

■ニコニコ生放送■

深浦康市九段香川愛生女流三段

生放送の途中では、現地解説の糸谷哲郎八段、都成竜馬六段との中継もあります。

糸谷哲郎八段都成竜馬六段


■ABEMA■

おはようございます。第5期叡王戦七番勝負第2局は、対局の朝を迎えました。本日のタイムスケジュールは以下の通りです。

  • 09:30 ニコニコ生放送スタート
  • 10:00 対局開始
  • 12:30 昼食休憩
  • 13:30 対局再開
  • 15:00 おやつ
  • 18:00 夕食休憩
  • 18:30 対局再開(以降、終局まで)

西村屋
(今朝の城崎は雨上がりの曇り空)