17時15分から関係者の食事会が行われ、両対局者が明日の抱負を語りました。
伊藤匠叡王のあいさつ
「こちらのか茂免さまでは昨年も対局させていただきまして、本当にお庭の景色も素晴らしく、心が休まりますし、落ち着いた和の雰囲気が将棋と合っていて、とても対局に集中することができました。また、料亭ということで、お食事がとても美味しかった記憶がありますので、今年もか茂免さまのお食事をいただけることをとても楽しみにしておりました。今日は、このあとお料理をいただいて、英気を養って、明日見応えのある将棋を指していければと思います」
斎藤慎太郎八段のあいさつ
「私は、か茂免さまに初めてやってまいりましたが、名古屋にはお仕事で多く来させていただいており、縁を感じています。第1局も名古屋で対局をし、終局して大盤解説会場に伺いますと、たくさんお客さまが残ってくださっていて『将棋熱』を感じました。か茂免さまの対局場は、都会の中に厳かな雰囲気を持っておられ、本当に将棋を集中して指すにはぴったりの環境をご用意いただいたと感じています。明日の昼食のメニューも豊富にご用意いただいて、悩みに悩んで決断して、名物の料理を頼もうかなと思っています。明日の対局も決断よく指し手を選んでいくことが大切だと思っています。熱戦を指せるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」