柴山潟(しばやまがた)は、石川県加賀市に位置する潟湖。砂州やさしなどの地形によって、海の一部が外海から隔てられてできた浅い湖で、片山津温泉のシンボルとして知られます。周囲は約7km、面積は約2平方キロメートル、最大水深は約5メートルです。歴史的には、15世紀の文献にも「芝山湖」として登場し、戦後の本格的な干拓によって湖の面積は大きく縮小しました。湖の中央には高さ70mの大噴水が設置されていますが、昨年1月の能登半島地震の影響で現在は停止されています。

(浮御堂は片山津温泉の発展にまつわる伝説「竜神と娘」にちなみ、弁財天と竜神をまつる)
(近くには加賀片山津温泉総湯もある)