先手が仕掛ける 戦型は矢倉。それも急戦調の将棋です。10時19分、服部四段が▲3五歩と仕掛けて図の局面。△3五同歩▲4六銀△8六歩▲同歩△8五歩▲3五銀△8六歩▲8八歩が進行の一例ですが、その局面はどちらがいいのか。「互いに居玉なので、いきなり終盤戦に入ってもおかしくありません」と阿久津八段。出口五段は30分を越える長考に入りました。 (服部四段は序盤から積極的に動く) (出口五段は先手の仕掛けに意表を突かれただろうか)