千日手の可能性 まもなく時刻は16時。局面は62手目△3七角まで進んでおり、図の角打ちは、2八の飛車取りのほか、△4三桂で金を取る狙いがあります。控室の福崎九段は△3七角以下▲3八飛△1九角成▲3五歩△2九馬(変化図)の変化を並べ、以降、馬が飛車を追いかけ回すような順が繰り返されると「千日手もあるかもしれないよ」と話しています。 (「立会人やし、対局規定を読んでおかないと」と福崎九段)