図は19時過ぎの局面。△6三銀はかなりひねった受けで、それだけ後手が苦しんでいるという表れのようです。対して金井六段は12分ほど使って▲5六銀と受けています。この手が「落ち着いた一手」と検討陣の評判がよく、先手優勢と見られています。
「▲5六銀の局面を見ると、(先手優勢が)はっきりしてきた感じがしますね」(森下九段)
東日本大震災の津波襲来を記録する石碑。松島湾は全体に水深が浅いことで津波がエネルギーを失い、奇跡的に松島の景観や、瑞巌寺の歴史的な建造物等に致命的な被害が生じなかったという。
地形の影響を考慮しても津波の被害が相当に少なかったため、石仏や地蔵に守っていただいたと感謝する人も多い。