対局場の瑞巌寺は、臨済宗妙心寺派の寺院。開創は平安時代の初期で、比叡山延暦寺第三代座主慈覚大師円仁が建立しました。開創当時の寺は天台宗延福寺と命名されましたが、鎌倉時代の中期に滅し、その後、法身禅師が開山した円福寺を経て、関ヶ原の戦いが終わったあと、伊達政宗により大規模な造営が行われ、瑞巌寺と改称されて現在に続いています。現存する本堂・御成玄関、庫裡・回廊は国宝に、御成門・中門・太鼓塀は国の重要文化財に指定されています。対局は庫裏の奥にある隠寮で行われており、関係者が集う控室は大書院に設置されています。
瑞巌寺の歴史について、詳しくは下記のページをご覧ください。
■瑞巌寺HP・沿革
http://www.zuiganji.or.jp/index.html
http://www.zuiganji.or.jp/history/index.html
瑞巌寺・全景(瑞巌寺フォトライブラリー)。
■瑞巌寺フォトライブラリー
http://www.zuiganji.or.jp/photoLibrary/photolist.html
国宝・庫裏(台所や居住するところ=瑞巌寺フォトライブラリー)。
重要文化財(国)の御成門。皇室に連なる者を迎えるための特別な門。
歴史のある巨木が立っている。