2022年5月15日 (日)

前日、対局者に出された昼食のメニュー表を紹介します。

2022_2(クリックすると、拡大表示される)

Dsc_4885(前日、メニュー表を眺める藤井叡王)

対局者の注文した「名古屋コーチンオムライス」以外も、一部のメニューはホテル内のレストランで注文できます。「南国酒家」の④・⑤、そして「なだ万」の⑥・⑦・⑧で、注文する際は単品となります。各レストランにつきましては、名古屋東急ホテルのホームページをご覧ください。

Dsc_5087(対局再開前。出口六段の和服は師匠・井上慶太九段から贈られたもの)

Dsc_5091(対局が再開されても、出口六段にすぐに指す気配はなかった)

Dsc_5100(藤井叡王の眼光も鋭い)

Dsc_5069(昼食休憩時の対局室)

Dsc_5074(現局面)

Dsc_5075(出口六段の玉将)

Dsc_5076(藤井叡王の王将)

本局に使用された駒は、見届け人にプレゼントされます。見届け人の募集は日本将棋連盟のホームページで行われました(第3局は締め切られています)。

Dsc_4937(駒を仕舞う平箱に対局者、立会人が揮毫した)

昼食はともに「名古屋コーチン親子オムライス」です。「ミニサラダ」、「西尾産抹茶のブランマンジェ 季節のフルーツ添え」(抹茶の生産地で有名な愛知県西尾市で採れた抹茶を使用した、とろけるような食感を楽しめるデザート)もセットでつきます。飲み物は出口六段が「ウーロン茶」、藤井叡王が「アイスレモンティー」を頼みました。

Dsc_5066(「名古屋コーチン親子オムライス」)

オムライスには、名古屋コーチンのコクのあるお肉と濃厚な卵を贅沢に使用しています。トロトロ卵と味わい深いデミグラスソースで仕上げました。
こちらのメニューは、5月16日(月)よりオールデイダイニング「モンマルトル」にて『勝負めし』として販売されます。「モンマルトル」は名古屋東急ホテル1階にある、パリのエスプリが効いたカジュアルダイニングレストランです。ホテル開業以来高い人気を誇る伝統のローストビーフをはじめ、多彩な料理を楽しめます。

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図の局面で出口六段が6分考えたところで12時となり、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲出口1時間35分、△藤井1時間23分(チェスクロック使用)。昼食の注文はともに「名古屋コーチン親子オムライス」で、「ミニサラダ」、「西尾産抹茶のブランマンジェ 季節のフルーツ添え」もセットでつきます。飲み物は藤井叡王が「アイスレモンティー」、出口六段が「ウーロン茶」。対局は13時に再開されます。



20220515b日本将棋連盟会長の佐藤康光九段に序盤の見解を聞きました。

「4筋の位は先手の負担になりやすいです。例えば△5四銀▲5六銀△7七角成▲同桂△3三桂で、好機に△4五銀が成立するかもしれないので。後手は囲いなどの方針さえ決めてしまえば指し手がわかりやすく、先手はまとめきれるか神経を使う展開だと思います。▲7五歩とかの大模様を張る構想もあるかもしれません」

実戦は▲7七角に△2二銀▲8八銀△2四歩▲8六歩と進んでいます。

20220515dともに銀冠を目指しています。ただ、佐藤康九段は「先手は銀冠にすると、4筋の位との相性が悪いかもしれません」と話していました。





10時に不二家のおやつが出されました。

出口六段は「コロコロしばちゃん」です。昨年の第6期叡王戦五番勝負第5局で当時の藤井聡王位・棋聖が注文したもので、スポンジとすっきりとした口どけのキャラメルクリームで仕上げた、かわいい柴犬のカップケーキになります。飲み物は冷たい緑茶を頼みました。

Dsc_5038(「コロコロしばちゃん」)

藤井叡王は「コロコロくまさん」です。こちらはチョコクリームで仕上げた、かわいいくまさんのカップケーキになります。飲み物はアイスコーヒーです。

Dsc_5045(「コロコロくまさん」)

Dsc_5048(ふたりはお友達だそうです)

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戦型は相掛かりになりました。第1局に続いての登場です。先手は4七銀型からじっくり構えています。

Dsc_5028(出口六段。先手番でも相掛かりを志向した)

Dsc_4948(8時39分、出口が下座に着く)

Dsc_4952(じっと盤上を見つめる姿が印象的だった)

Dsc_4976(藤井叡王の入室は8時47分)

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Dsc_4983(王将を据える)

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