開始直前の対局室
対局開始
おはようございます
現地大盤解説会
叡王戦第1局の解説会は下記にて行われます(名古屋城での解説はございません)。
4月14日(土)13時開始
会場 KKRホテル名古屋 3階「蘭の間」
解説者 山崎隆之八段
聞き手 長谷川優貴女流二段
入場無料
【KKRホテル名古屋】
http://www.kkr-nagoya.jp/index.html
叡王戦第1局をお楽しみに。
前夜祭(7)
前夜祭(6)
両対局者が退室すると、(左から順に)山崎八段、豊島八段、長谷川女流二段、中澤沙耶女流初段、室田女流二段が登壇して、第1局の戦型予想や両対局者の印象などを話した。進行は室田女流二段が務めた)
豊島八段
「後手番の高見六段は横歩取りが得意で自分も負かされました。ただ、最近はいろいろ指されています。金井六段とは奨励会入会や四段昇段が同期です。高見六段は対戦前に将棋を調べましたが、強いなと感じました」
山崎八段
「戦型予想は豊島八段のいうとおりかなと思います。高見六段は東西分かれていてあまり知らなかったのですが、面白い方ですし、人柄もいいですよね。金井六段はいつも柔らかい感じで、コメントを聞いても育ちのいい方だなと思います」
長谷川女流二段
「私も横歩取りかなと思います。研究がぶつかる将棋が楽しみです。金井六段とは、仕事が一緒だったときに、その場になじんでいるか気にされて、声をかけてもらいました。高見六段と直接はあまり話をしたことはないのですが、楽しそうな先生だと思います」
中澤女流初段
「私も居飛車党なので、明日の対局を楽しみにしています。横歩取りだと思いますが、個人的には角換わりを見たいです。
金井六段はテレビでしか見たことがなかったのですが、前夜祭で話をしている姿を見ていて、やさしそう雰囲気があるなと感じました。高見六段とは愛知県で一緒にお仕事したことがありまして、話しかけてくださって緊張が解けたことがよくあります。
以前、電王戦で姫路城でレポーターをしたのですが、とても緊張してしまったので、しっかり務めたいと思います」
(書き起こし=銀杏、写真=吟)
前夜祭(5)
前夜祭(4)
前夜祭(3)
(チアドラゴンズから花束を受け取り、記念撮影に応じる両対局者)
「名古屋は初めて……ではありません。子ども大会に出たことがありますし、棋士になって東海研修会の指導をしたこともあります。
以前、名古屋の大学の友人に会いにいって、名古屋城を案内してもらいました。大阪での対局の翌日だったので、気持ちよく行ければいいなと思っていたら、実際にその流れで観光できたので楽しかったです。今回、またいい思い出ができたらと思います。
タイトル戦を戦える幸せを感じながら、強い気持ちを持って臨むことが大事と思っています。最後に天下を取るために名古屋城で精一杯戦うことを誓い、私のあいさつとさせていただきます」
「今回、叡王戦がタイトル戦になったことは歴史的な出来事で、誰も手にしていないタイトルということで新たな気持ちで臨みました。
棋士になって6年半ほどたちますが、うまく活躍できませんでしたので気持ちを強く持って臨みました。そうしてここまでこれたのは、運があったことや導きのようなものがあるのかなと感じます。
私は横浜出身ですが、生まれは名古屋です。あと、夢は「城で対局をしたい」といっていたんです。生まれた地でのタイトル戦で夢がかなうこととなりました。成長したところを見せられたらと思います。
たくさんの方の支えや準備を盤上でお返し出来たらと思います。タイトル戦を見にきてよかったと思えるように精一杯戦います」
(書き起こし=銀杏、写真=吟)