両対局者へのインタビュー
検分のあとに、両対局者はNHKのインタビューを受けました。
渡辺竜王「ここまでいい将棋を指せていません。自分のせいで将棋ファンをがっかりさせてしまっています。第3局は時間も余してしまいました。本局はそうならないように、なんとかいい将棋を指せるように頑張りたい。最後になるかもしれないので悔いのないように指したいです」
羽生名人「10月にシリーズが始まって3局。自分ではいい感じできていると思います。力を入れすぎず、自然体で戦うことを強く心がけています。(あと1勝で永世竜王ですが、に)まだ対局も始まっていませんので何とも言えないですが…。緊迫感を、集中するためのよい方向に持っていけたら、と思います。自分の持っている力を振りしぼって、中身の濃い将棋を指したいですね」