泉佐野市は2026年1月30日に公益社団法人日本将棋連盟と「将棋文化の振興及び継承に係る連携協力に関する協定」を締結しました。これは全国で4番目(高槻市、渋谷区、名古屋市)、関西の自治体では2番目となる取り組みです。市はこれまでも「全日本アマチュア将棋最強戦」の開催や、タイトル戦の誘致などを通じて将棋文化を広く発信してきました。今後も本施設を日常的な拠点とし、棋士との連携による青少年の健全育成や、伝統文化の継承、さらには地域経済の活性化を図ります。
将棋大会出席のあと、両対局者一行は「さの将棋まちば」のオープニングセレモニーに出席しました。つばさ通り商店街内の呉服店だった店舗を再活用し、新たな賑わいと市民交流の拠点を創出するプロジェクトです。施設は2階建てで、1階には一般対局が可能な道場を配し、2階には泉佐野市在住の棋士である矢倉規広七段が講師を務める将棋教室「泉佐野将棋塾」が開かれます。対象者は小学1年生から中学3年生まで(小学生以下は要相談)と、一般の方向けの将棋教室(年齢に関係なく参加可)に分かれます。
(1階は7つのテーブルに盤駒が用意される)
(2階には足つき盤が4面)
(道場として使用する部屋。関係者はそろって記念撮影に応じた)
【さの将棋まちば】
・場所:泉佐野市本町3-30
※店舗付近に専用駐車場(6台)、駐輪場あり
・開館時間:12:00~19:00
・休館日:毎週月曜日と火曜日
※月曜日が祝日にあたる場合は、翌水曜日を休館
・利用概要 無料会員制
詳しくは泉佐野市役所ホームページでご確認ください。
https://www.city.izumisano.lg.jp/kakuka/kyoiku/shogaigakushu/menu/18010.html
以上で本局の中継ブログの更新を終了します。五番勝負は2勝2敗の五分で、2期連続のフルセットとなりました。番勝負のゆくえにご期待ください。






















上図から△4六同金は▲同角以下の詰みがあります。二転三転の最終盤、どちらも策を尽くして懸命に競り勝つ順を模索します。伊藤叡王は△3三桂という妙手を繰り出しました。▲4五金には△5七飛成▲同銀に△4五桂が王手銀取り。不動だった桂を活用して先手玉に迫れます。思わぬ伏兵の登場に井上九段は「これは見えない、先手を持っていたらパニックになりますよ」と頭を抱えました。
上図は6九にいた角を取って、大駒交換を受け入れた局面です。飛車を渡すと先手玉は王手がかかりやすくなって危険極まりないだけに、腹をくくった選択といえます。形勢は「伊藤叡王が抜け出したように見えるが、まだはっきりしない」との声が聞かれます。第5局か、防衛か。いずれにせよ、終局までの道のりはそう遠くないと見られています。
秒読みに入ると、当然ながら指し手の速度が上がります。局面は激しい変化に進み、一気に終盤戦に突入しました。上図は▲4五歩の急所攻めに対し、放置して△7五桂と跳ねて飛車先を通した局面です。白熱の終盤戦になり、継ぎ盤周りは賑やかさを増しています。

桂を目標にして歩を合わせ、銀の押し上げを狙います。伊藤叡王はこの局面で残り時間を使いきりました。ここから、双方1手60秒未満の着手となります。