本局はABEMAで明日8時30分から放送されます。出演は増田康宏八段、長谷部浩平五段、脇田菜々子女流初段、和田はな女流1級です。
【第5局 藤井聡太叡王 対 伊藤匠七段|ABEMA】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9nzfT9KSM6XK8b
本局はABEMAで明日8時30分から放送されます。出演は増田康宏八段、長谷部浩平五段、脇田菜々子女流初段、和田はな女流1級です。
【第5局 藤井聡太叡王 対 伊藤匠七段|ABEMA】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/9nzfT9KSM6XK8b
大盤解説会は、現地、東京(駒テラス西参道)、大阪(関西将棋会館)で20日に開催されます。現地と大阪は予定枚数のチケット販売を終えました。東京は当日まで販売中です。 追記=東京も20日朝時点で満席、販売終了となりました。
【現地】
出演=松尾歩八段、貞升南女流二段
時間=14時から終局まで
料金=4,000円
【東京】
出演=野月浩貴、竹部さゆり女流四段
時間=15時から終局まで(遅くなった場合途中終了あり)
料金=5,000円
※全員に「祝!将棋連盟百周年」の冊子、抽選で解説・聞き手の色紙をプレゼント。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02ewge718at31.html
【大阪】
出演=谷川浩司十七世名人、森本才跳四段
時間=15時から終局まで(最大22時)
料金=4,000円
第9期叡王戦五番勝負は2勝2敗で第5局を迎えました。藤井聡太叡王が勝てば4連覇を達成。伊藤匠七段が勝てば初のタイトル獲得です。
第5局は2024年6月20日(木)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で指されます。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)。切れたら一分将棋。対局開始は9時。12時から13時まで昼食休憩。立会人は深浦康市九段、記録係は福田晴紀三段(中川大輔八段門下)です。第5局の先後は振り駒で決定します。
【第5局 棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/eiou/kifu/9/eiou202406200101.html
【主催:株式会社不二家】
https://www.fujiya-peko.co.jp/eiou/
【特別協賛:ひふみ】
https://hifumi.rheos.jp/
【協賛:中部電力株式会社】
https://www.chuden.co.jp/
【協賛:株式会社豊田自動織機】
https://www.toyota-shokki.co.jp/index.html
【協賛:豊田通商株式会社】
https://www.toyota-tsusho.com/
【協賛:日本AMD株式会社】
https://www.amd.com/ja.html
【協賛:アパリゾート佳水郷】
https://www.apahotel.com/resort/kasuikyo/
【藤井叡王の談話】
――一局を振り返って。
藤井「6筋から仕掛けた辺り(62手目△6五歩)は予定だったんですけど、こちらの玉も薄い形なので、常に距離感が難しい将棋かなと思っていました」
――勝負のポイントとなった局面は。
藤井「△6五歩(80手目)に▲7七銀と引いた局面で長考しましたが、本譜はあまりよい感触ではなかったです。あの辺りが急所かなという気はしたんですが、何がよかったかは、まだ分からないところです」
――勝ちになったと思われた局面は。
藤井「△7五馬(104手目)と引いた局面は見慣れない形で判断がつきませんでしたが、馬が手厚い形なので、何とかなる可能性もあるのかなとは思いました」
――カド番に追い込まれていたが、どのような心境で本局を迎えたか。
藤井「自分にとっては大きな一局なので、全力を尽くしたいと思っていました」
――カド番の一局をしのいだことについて。
藤井「ひとまず最終局に持ち込めたのはよかったですが、次も大事な一局になるので、そちらに向けても状態を整えていければと思います」
――最終局まで20日ほど間隔が空くことについては。
藤井「その間にほかの対局もありますし、最終局は振り駒になるので、幅広く考えていきたいと思います」
【伊藤七段の談話」
――一局を振り返って。
伊藤「こちらが(59手目▲2四歩と)2筋を交換したタイミングで△6五歩から動かれて、そのあと△9五歩(66手目)に対して▲同歩から本譜の▲8七角を打つ順はあまり本意ではなかったんですけど、指してみるとかなり角が負担になる展開だったのかなと思いました」
――誤算があった局面は。
伊藤「そのあとも難しいかなと思っていましたが、△7五馬(104手目)と引かれた図はかなり対処が難しかったので、その前の手順で工夫が必要だった気がします」
――初タイトルが懸かった一局。どのような心境で臨んだか。
伊藤「しっかり盤上に集中して臨めればと思っていました」
――最終局に向けて。
伊藤「本局は熱戦にできず残念な内容でした。次局も注目される舞台だと思うので、よい内容が指せるよう、全力を尽くしたいと思います」
132手で、藤井叡王が伊藤七段をくだしました。終局時刻は18時2分。消費時間は▲伊藤4時間0分、△藤井3時間51分(チェスクロック使用)。シリーズ成績は、互いに2勝ずつのタイになりました。第5局は、6月20日(木)に山梨県甲府市「常磐ホテル」で指されます。
控室では、図で△8三香が盤石といわれています。石田九段も「さすがにこれは……」とつぶやきました。藤井叡王が一気に優位を拡大したようです。