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2008年12月18日 (木)

終局直後の大盤解説会

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(佐藤棋王から羽生名人投了が伝えられ、場内からは拍手が起こった)
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(△2四角の局面まで並べる佐藤棋王と清水女流王将)

20081218_sato2_2 佐藤棋王「この将棋は渡辺さんは負けを覚悟していたと思う。そこであきらめないで気持ちを切らさず指したことが羽生名人のミスを誘った。歴史に残る将棋でしたね。二転三転したと思いますが、並べているだけで両者の想いが伝わる。劇的な幕切れで、互いに実力、運、執念、気力などあらゆるすべてのものを取り入れた結果、渡辺さんが4勝3敗の僅差で防衛しましたね。おめでとうございます。すごい将棋、すごいシリーズでしたね。私もまた頑張りたいと思います」

清水女流王将「七番勝負を振り返っていかがでしたか」

佐藤棋王「渡辺さんが3連敗をしたときは、どうなるかなと逆の心配をしていましたが…、しかし、やはりすごいですね。ただ感嘆するよりないですね。すごいの一言以外に言葉が出てこないですね。普段、人の将棋で寝付けないというのはないが、今日は興奮して眠れないかもしれない」



(感想を述べる佐藤棋王)

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(清水市代女流王将)

(銀杏@東京)

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