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2019年10月

2019年10月 9日 (水)

どっちも強気

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「強い手だねぇ」「ベテランでは考えられない進行です」「強気と強気のぶつかり合い」と佐藤康九段。▲7七桂は△5七桂成▲同玉△3五角を誘発します。飛車を取られても、本当に先手玉は大丈夫なのでしょうか。

Dsc_2515(対局再開時の高野四段。超強気の手を指した)

(紋蛇)

戦いが始まる

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▲4六飛に△6五桂で、本格的な戦いが始まりました。対して▲6六歩は△5四歩▲4四銀△同金▲同飛△5七桂成▲同玉に△3五角が王手飛車になるため、▲6八金△5四銀が検討されています。△5四銀は玉が薄くなるものの、持ち駒を増やして攻めを厚くする方針です。

Dsc_2560(千葉七段と検討するのは佐藤康光九段)

Dsc_2563(継ぎ盤をバンバン動かす。「△6五桂は早いタイミングかと思いましたが、検討してみると容易ではない」と佐藤康九段。形勢は難しいようだ)

(紋蛇)

本日の鳩森神社(2)

Dsc_2460_2(小鳥がさえずる、都会のオアシス)

Dsc_2450(鳥居の連なる先は、富士塚がある)

(紋蛇)

おやつ

14時30分を過ぎ、対局者におやつが出されました。「ダージリンティー」と「ニューヨークチーズケーキ」です。

Dsc_2547

Dsc_2550(撮影用のものを千葉七段が味見。検討の疲れを甘味で癒す)

(紋蛇)

14時10分ごろの控室

Dsc_2535_2(14時10分ごろの控室)

Dsc_2539(藤森哲也五段と中村真梨花女流三段が来訪した。藤森五段は第43、44期に準優勝している)

42本局はスローペースで、まだ駒組みが続いています。

本日の鳩森神社(1)

Dsc_2469(鳩森神社)

Dsc_2468(能楽堂とイチョウ。本日の千駄ヶ谷は心地よい秋晴れ)

Dsc_2462(高野槙=コウヤマキ)

(紋蛇)

13時20分ごろの控室

Dsc_2531(13時20分ごろの控室)

Dsc_2532_2(観戦記を担当するのは、渡辺弥生女流初段。観戦記はしんぶん赤旗に掲載される)

40△7二金は△6二玉から右玉にする狙いと見られています。一段飛車の利きが通ればスキが少なくなり、△3三歩▲同歩成△同銀▲3四歩に△4四銀とぶつけやすいです。

(紋蛇)

対局再開

Dsc_2511(高野四段が目を見開き、前傾姿勢)

Dsc_2524(手番の増田六段は、目をつぶったまま考えていた)

Dsc_2525
(紋蛇)

昼食休憩時の特別対局室

Dsc_2483(昼食休憩時の特別対局室)

Dsc_2487(現局面)

Dsc_2493(高野四段の玉将)

Dsc_2492(増田六段の王将)

Dsc_2489(棋譜用紙。高野四段は途中で55分の長考に沈んだ)

昼食休憩

3712時、図の局面で増田六段が16分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲高野1時間3分、△増田41分。昼食注文は、増田六段がにぎり・特上(千寿司)、高野四段がうな重セット・肝吸い(ふじもと)。対局は12時40分に再開されます。

Dsc_2498(にぎり・特上)

Dsc_2475(うな重セット・肝吸い)

(紋蛇)