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「強い手だねぇ」「ベテランでは考えられない進行です」「強気と強気のぶつかり合い」と佐藤康九段。▲7七桂は△5七桂成▲同玉△3五角を誘発します。飛車を取られても、本当に先手玉は大丈夫なのでしょうか。
(対局再開時の高野四段。超強気の手を指した)(紋蛇)
▲4六飛に△6五桂で、本格的な戦いが始まりました。対して▲6六歩は△5四歩▲4四銀△同金▲同飛△5七桂成▲同玉に△3五角が王手飛車になるため、▲6八金△5四銀が検討されています。△5四銀は玉が薄くなるものの、持ち駒を増やして攻めを厚くする方針です。
(千葉七段と検討するのは佐藤康光九段)
(継ぎ盤をバンバン動かす。「△6五桂は早いタイミングかと思いましたが、検討してみると容易ではない」と佐藤康九段。形勢は難しいようだ)(紋蛇)
(小鳥がさえずる、都会のオアシス)
(鳥居の連なる先は、富士塚がある)
(紋蛇)
14時30分を過ぎ、対局者におやつが出されました。「ダージリンティー」と「ニューヨークチーズケーキ」です。
(撮影用のものを千葉七段が味見。検討の疲れを甘味で癒す) (紋蛇)
(14時10分ごろの控室)
(藤森哲也五段と中村真梨花女流三段が来訪した。藤森五段は第43、44期に準優勝している)
本局はスローペースで、まだ駒組みが続いています。
(鳩森神社)
(能楽堂とイチョウ。本日の千駄ヶ谷は心地よい秋晴れ)
(高野槙=コウヤマキ)
(13時20分ごろの控室)
(観戦記を担当するのは、渡辺弥生女流初段。観戦記はしんぶん赤旗に掲載される)△7二金は△6二玉から右玉にする狙いと見られています。一段飛車の利きが通ればスキが少なくなり、△3三歩▲同歩成△同銀▲3四歩に△4四銀とぶつけやすいです。(紋蛇)
(高野四段が目を見開き、前傾姿勢)
(手番の増田六段は、目をつぶったまま考えていた)
(昼食休憩時の特別対局室)
(現局面)
(高野四段の玉将)
(増田六段の王将)
(棋譜用紙。高野四段は途中で55分の長考に沈んだ)
12時、図の局面で増田六段が16分使って昼食休憩に入りました。消費時間は▲高野1時間3分、△増田41分。昼食注文は、増田六段がにぎり・特上(千寿司)、高野四段がうな重セット・肝吸い(ふじもと)。対局は12時40分に再開されます。
(にぎり・特上)
(うな重セット・肝吸い)