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――新人王を獲得したいまの心境を教えてください
藤井聡 今年が最後ということで優勝という形で卒業できて、とてもうれしく思います。
――バタバタと手が進んだが、局面をどのように思っていましたか
藤井聡 △2五同歩(46手目)あたりから、あまり考えたことのない形なので、そこからは一手一手確認しながら指していました。
――マスクを着用されていますが、体調のほうはいかがですか。
藤井聡 いまはほとんど治っていますので、対局には影響ありませんでした。
--出口三段インタビュー
――本局の序盤はいかがでしたか
出口 定跡といえば定跡の進行で、あまり時間を使わないようにと考えていました。ただ思っていた変化が予想外に厳しかったです。
――よく角換わりを採用されるのでしょうか
出口 実戦で指したのは初めてでした。ただ後手番で積極的にやれる戦型をと思いました。しかしひどい内容だったので、勉強が必要だと感じました。
――大舞台の経験について
出口 自分の力が足りない部分がハッキリと表れたので、そこを次に生かせればと思います。
(武蔵)
▲藤井聡-△出口戦は15時、105手で藤井聡七段の勝ちとなりました。消費時間は▲藤井2時間15分、△出口1時間16分(持ち時間各3時間)。先に2勝を挙げて三番勝負を制した藤井聡七段が、平成最後となる新人王の座に輝きました。
(虹)
13時55分頃、両対局者におやつが運ばれました。両者に用意されたのは「パティスリーチャウチャウ」のモンブラン。ドリンクはそれぞれ、藤井聡七段が「アイスティー」、出口三段が「アイスコーヒー」です。
【パティスリーチャウチャウ】
https://patisseriechauchau.business.site/
(武蔵)