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図は加來アマが▲6四馬とした局面。控え室の中村九段は「後手が少し先手の攻めを余してそう」とのこと。後手が優勢のようだ
(吟)
図は加來アマが▲6四角打とした局面。この角は控え室では重いと言われていた角。▲6四角打では▲7八飛△7七歩▲同飛が検討されていた
図の局面で控え室のムードは形勢互角だが、田村六段は「気持ちで勝ちにいっているので」と千日手を打開しにいった加來アマの側を持ちたいと語っていた
第39期(2008年)新人王の佐藤天彦五段と師匠の中田功七段。師弟揃っての登場
阿部、2度目の△4七金に加來アマが考え込んでいる。先手から打開する順を模索しているのだろう
控え室では後手が良いと見られていたが、図の△4七金を見て田村六段は「これは阿部君、悪いと思ってますよ。▲4八金打△5八金▲同金△4七金…で千日手にしかならない」。
図は▲2五銀と先手が銀を助けた局面。後手が△1六歩からの一直線の順を見送ったことに、「後手が変調ではないか」の声がとぶ。明快な順は見送ったが、局面自体はまだ後手持ちの意見が多い
「図の▲3七歩に△1六歩▲3六歩△1七歩成(変化図)と踏み込めば、後手が優勢です」と控え室の田村六段。「しかし躊躇すると怪しくなりますよ」とも語った
真田七段-西村九段の検討に田村康介六段が加わる。西村九段は当然、阿部四段の方を持って検討している
昨年の新人王の広瀬王位が再び控え室へ。継ぎ盤の前に座り検討している。やはり今期の新人王の行方が気にかかるのだろう