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2010年10月

2010年10月22日 (金)

対局開始 (2)

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(阿部四段。眼鏡を直す)

036

041
(加來アマ。タオルを口に当てる)

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(時間を置き、呼吸を整えて着手)

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(3手目を着手する阿部四段)

(文)

対局開始 (1)

025
(阿部四段)

027
(加來アマ)

034
(対局開始直後の様子。阿部四段が棋譜用紙をのぞき込んでいる)

(文)

振り駒

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(「第3局ですので、改めて振り駒を行ないます」の声に、両対局者が盤側を見る)

019
(記録係の石井直樹三段が阿部四段の歩を5枚とる)

022

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(振り駒の結果は歩が3枚。阿部四段の先手となった)

(文)

棋譜解説チャットは西尾明五段

Nishio
本日の棋譜解説チャットを担当するのは西尾明(にしお・あきら)五段。西尾五段は本日15時より、Ustream動画中継も配信する。お楽しみに。

「注目の新人王戦第3局。アマチュアの方が棋戦初優勝を果たすかどうか。加來さんとは奨励会時代何度も対戦したり、奨励会幹事としても接したりしていたので、あまりアマチュアという目では見れない感じです。加來さんは昔から棋風が変わっていません。当時から異端な雰囲気を出していました。逆に阿部四段は研究家で正統派。全く棋風の異なる2人の対決と言って良さそうです」(西尾五段)

※Ustream動画中継の配信は終了しています。

(文)

新人王戦決勝三番勝負、決着の第3局始まる

阿部健治郎四段と加來博洋アマで争われる新人王戦決勝三番勝負は、1-1のスコアで第3局を迎えた。これまで長い道を戦ってきた両者、優勝へたどり着くのは果たしてどちらか。第3局は本日22日、東京・将棋会館にて10時より行われる。
本局の立会人は深浦康市九段、記録係は石井直樹三段。棋譜解説チャット担当は西尾明五段。西尾五段はUstream動画中継も配信する。棋譜・コメント入力は吟記者が、本ブログは文が担当する。最後までお楽しみいただければ幸いである。

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(本日の天気は曇り。いつ降り出してもおかしくない空模様だ)

※Ustream動画中継の配信は終了しています。

(文)

2010年10月12日 (火)

本日の棋譜

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「序盤から積極的に動いて行った阿部四段がリードを奪い、
そのまま押し切るのかと思いましたが、中盤から突然、混戦
模様となりました。阿部四段の方が決め手を逃したのかもし
れません。不利な時間が長かった加來アマが、果敢に千日
手を打開しぎりぎりの終盤に。最後も阿部四段の方に勝ちが
あったように見えましたが、はっきりした敗着はわかりません。
本局の終盤は、加來アマが強かったということだと思います。
新人王戦は、ここ数年2-0で終わることが多かったので最終
局はとても楽しみです。両者にはまた本局のような熱戦を期待
しています」(千葉幸生六段)

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本日は1日ご観戦ありがとうございました。第3局も
本サイトでお楽しみ下さい

(吟)

感想戦

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逆転で第2局を制した加來アマ。決勝戦まで数々の逆転劇を演じてきた
終盤力は健在であった

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中盤から指しやすいと言われていた阿部であったが、無念の逆転負け。
じっと棋譜を見ている

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千日手打開の決断が勝利に結びついたか

(吟)

加來アマが逆転勝利、第3局へ望み繋ぐ

加來アマが151手で制し、逆転勝利で1勝1敗とし、第3局へ望みを繋ないだ。
第3局は10月22日(金)10時より東京・将棋会館にて行われる。終局は18時
17分。消費時間は両者ともに2時間59分。

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後手玉は受けなし、先手玉は詰みがなく投了となった

(吟)

逆転か

Shinjin20101012138

図の局面から▲4三馬~▲2五馬で急所の桂が
抜かれてしまい先手玉の上部が厚くなっている

(吟)

盛り上がる控え室

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飯島栄治六段や佐々木慎五段も検討に加わり、
さらに控え室は賑わいを見せている

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(吟)