図は10時57分の局面。以下、6分16秒で▲4六銀、1分11秒で△3八角成と進みました。△3八角成は意外な一手で、このあと中盤で▲3六飛が馬金両取りになる形が見え隠れします。北浜八段は「この角成りは1分で指せる手ではありません。深い研究があるのは間違いないです」と話しました。永井三段は△3八角成に時間を使っています。藤本七段より先に研究範囲を外れたのかもしれません。ただ、先手もうまく手を作れればよくなりそうなだけに、考え甲斐のある局面でもあります。
(立会人の北浜健介八段。激しい将棋でもあり、早い段階から継ぎ盤検討を始めている)
(牛蒡)