*第57期決勝三番勝負第2局 Feed

2026年10月20日 (火)

感想戦

Dsc_2931(最終局に望みをつないだ藤本七段)

Dsc_3026(優勝が持ち越しになった永井三段)

Dsc_2986(感想戦の様子)

Dsc_2979(上部を開拓して優位を築いた藤本七段)

Dsc_2993(序盤の組み立てを反省する永井三段)

Dsc_3052(決着は第3局に持ち越された)

本局の中継は以上になります。ご観戦ありがとうございました。第3局もよろしくお願いいたします。

(琵琶)

終局直後の様子

Dsc_2918(勝った藤本七段)

【勝った藤本七段の談話】
――本局を振り返って。
藤本 1局目を先手で負けてしまったので、2局目が後手ですので相当準備しないと大変な勝負になると思っていて。前局は残り時間が時間が少なくなってしまったので、そのあたりを気をつけながら指しました。秒読みに差し掛かるあたりは難しくなってしまったと思っていたのですが、自玉を堅くする方針で指していて徐々によくなったのかなと思いました。

――千日手模様になったあたりはどう見ていましたか。
藤本 後手番ですし、時間の差が少しあった状況でしたので仕方がないと思っていました。

――第3局に向けて意気込みをお願いします。
藤本 第3局はまた振り駒になるので、第2局以上に準備が必要だと思います。なるべくいい将棋が指せるように意識してやっていきたいです。

Dsc_2924(敗れた永井三段)

【敗れた永井三段の談話】
――一局を振り返って。
永井 先後が決まっているのに守備範囲外の手がきて、序盤の研究が相当甘かったなと最初は思いました。そこからセンスのない駒組みをしたような気もしたのですが、▲6六銀(59手目)と出たところは立て直してきたんじゃないかと。ちょと難しくはなっていると思ったのですが、先にバランス崩してしまったかもしれません。

――千日手模様になったあたりはどう見ていましたか。
永井 千日手は確かに権利だと思ったんですけれども、対局中は少しよくなったと思っていたので。これを千日手にするのはちょっとイヤだったので打開しました。

――第3局に向けて意気込みをお願いします。
永井 本局は一方的になってしまって、自分としてはかなり残念だったので、もうちょっと準備して少しでも実力を高めて、もう少しいい内容の将棋を見せられるようにしたいと思います。

Dsc_2927(注目の一戦とあって多くの報道陣が詰めかけた)

(琵琶)

藤本七段が勝ってタイに

Shinjin202610200101138藤本七段が永井三段に勝ちました。終局時刻は17時1分、消費時間は両者3時間。三番勝負は両者1勝のタイに。第3局は11月5日(木)、東京・将棋会館で行われます。

(文)

後手勝勢

20261020p△2七銀直不成以下、▲4八金△2六桂▲3七歩△3八桂成▲3六歩△2九成桂と進み、飛車を取った後手が勝勢になりました。

(琵琶)

後手が優勢に

20261020n永井三段の▲5六歩(1図)は、後手からの△5五歩~△5六歩を受けた手です。「すごい辛抱だねぇ」と中川八段がうなっていました。しかし、以下△3六銀右▲2六銀△同銀▲7六馬に△2七銀直不成(2図)とされて、駒損の先手が苦戦を強いられているようです。

20261020o

Dsc_2745(駒得になった藤本七段)

(琵琶)

相入玉の可能性

20261020m熱戦が展開されています。先手が▲2七銀(図)と打って△3八桂成を防ぎました。以下△7六歩▲8八銀△4四角▲8三馬△4二飛▲6五馬と進んでいます。互いの上部が手厚くなり、今度は相入玉の可能性が出てきました。

(琵琶)

後手の反撃

20261020k▲6二銀と打って局面を打開した永井三段が攻め続けていましたが、1図から△8二飛▲6一馬△4五銀▲9四馬△7五歩(2図)と進んでいます。藤本七段が反撃に転じました。

20261020l

(琵琶)

控室の検討風景

Dsc_2871_2(控室の検討風景)

Dsc_2887(中川八段の検討を見守る観戦記者の木屋太二さん)

Dsc_2877(対局を終えた竹中歩美女流2級と渡辺弥生女流二段が控室を訪れた)

(琵琶)

永井三段が千日手を打開

20261020i

控室では千日手濃厚といわれていましたが、永井三段は▲6二銀と打って打開しました。「これで勝ったら男だねぇ」と中川八段が感嘆の声を上げています。△6五桂には▲5五歩△同銀▲4五桂△4四角▲5三銀不成△同金▲5五銀△同角▲5三桂成といった順が見えます。残り20分まで考えた永井三段が勝負に出ました。

(琵琶)

千日手の可能性

20261020h図から△8二飛▲7九玉△8一飛と進みました。以下▲6九玉△8二飛▲7九玉△8一飛を繰り返せば千日手になります。中川八段は「ここまで進んでしまうと先手は仕掛ける順が見えません。千日手が濃厚だと思います」と話しています。

(琵琶)

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