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本局の模様は、「ニコニコ生放送」並びに「AbemaTV 将棋チャンネル」でもライブ配信されます。あわせてお楽しみください。
<ニコニコ生放送(要会員登録)>
http://live.nicovideo.jp/gate/lv307065631
放送開始時刻:9時50分
解説:梶浦宏孝四段
聞き手:塚田恵梨花女流1級
<AbemaTV 将棋チャンネル>
https://abema.tv/now-on-air/shogi
放送開始時刻:9時30分
解説:藤井猛九段、田中悠一五段
聞き手:室谷由紀女流二段、中村桃子女流初段
(睡蓮)
増田康宏四段(写真左)と佐々木大地四段による第48期新人王戦決勝三番勝負は、第1局を増田四段が制して連覇まであと1勝という状況で第2局を迎えました。
対局は10月16日(月)に東京・将棋会館「特別対局室」で10時から行われます。持ち時間は各3時間。立会人は田村康介七段、記録係は小高悠太郎三段(所司和晴七段門下)です。先後は第1局と入れ替わり、佐々木四段が先手。両者の通算の対戦成績は、互いに1勝ずつの五分です。
本局の中継は棋譜コメントを吟、ブログを睡蓮が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
【囲碁・将棋新人王戦 - 「しんぶん赤旗」】
http://www.jcp.or.jp/akahata/web_daily/cat11/
【新人王戦中継サイト】
http://live.shogi.or.jp/shinjin/
【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/shinjin/kifu/48/shinjin201710160101.html
(睡蓮)
■増田康宏四段
――本局を振り返っていかがでしたか。
増田 早めに動いていったのがうまくいった感じでした。終盤も押し切れたと思います。
――どのあたりで手応えを感じましたか。
増田 ▲6二成桂(87手目)で上部が広くなったので、そこは手応えを感じました。
――途中で長考されていました。
増田 △1四角(58手目)が想定外で、どう対応すればいいか考えていました。ただ▲1六歩と突いて、先手がいいんじゃないかとは思っていました。
――その後、一段落した▲7八玉(73手目)のあたりは。
増田 速い攻めがないので、やれるかなと思っていました。
――これで先勝です。
増田 第1局は重要な勝負と思っていました。第2局も気を引き締めて頑張りたいと思います。
■佐々木大地四段
――今日の一局はいかがでしたか。
佐々木 序盤からつまらない展開にしてしまいました。構想がよくなかったかもしれないです。
――雁木模様の展開は考えられていたのでしょうか。
佐々木 こちらがどういう対応をするかということで、こういった作戦を選んだのですが、苦労が多かったので、うまくいかなかったですね。
――チャンスと思えるところは。
佐々木 ▲1六歩(59手目)に△8七飛成▲同金としたとき、そこで△8八歩を利かしたほうがよかったかもしれません。差が詰まった局面はそれくらいだと思います。
――第2局に向けて。
佐々木 次は先手番なので、主導権を握れるように準備していきたいです。
(文)
105手まで増田四段が勝ちました。終局時刻は16時58分。消費時間は▲増田2時間42分、△佐々木2時間53分。三番勝負第1局は増田四段が制しました。
(八雲)