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2017年10月

2017年10月16日 (月)

連珠棋士来訪

連珠棋士の岡部寛九段が控室に来訪しました。岡部九段はしんぶん赤旗の日曜版に詰め連珠を連載しており、熱心な将棋ファンでもあります。

Dsc_4162a(岡部九段。手に持っているのは詰め連珠本)

【実戦で勝てる3手の詰め連珠(著・中山智晴七段)】

https://piecodesign.theshop.jp/items/5801036

【実戦で勝てる5手の詰め連珠(著・岡部九段)】

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Dsc_4158a(棋士たちの検討を真剣な面持ちで見つめていた)

(睡蓮)

佐々木四段が長考

20171016g時刻は15時。▲2二歩に△同銀とした局面で、先手の佐々木四段が40分以上考えています。後手からは次に△8六歩▲同金△6四角という筋がありますが、現局面で▲6五歩と取ると(1)△6五同銀や(2)△6五同桂が怖いところ。深く正確な読みが求められる場面です。

Dsc_4040a(佐々木四段)

(睡蓮)

14時45分頃の控室

Dsc_4137a (戸辺誠七段と千葉幸生六段が来訪している)

Dsc_4131a(戸辺七段)

Dsc_4136a_2 (千葉六段)

Dsc_4140a (控室にもおやつが出された)

Dsc_4148a (ニコニコ生放送で解説中の梶浦四段も、少しだけ姿を見せた)

(睡蓮)

おやつ

14時30分頃、両対局者におやつが出されました。メニューは「チョコミルクレープ」と「ダージリンティー」。佐々木四段は「ダージリンティー」のみです。

Dsc_4116a

Dsc_4119a

(睡蓮)

先手が仕掛ける

20171016f_2後手が4一の飛車を8一に戻したのに対し、先手の佐々木四段が16分の考慮で▲4五歩と戦端を開きました。時刻は13時16分。局面が動き出しそうです。

Dsc_4024a(仕掛けを決断した佐々木四段)

Dsc_4029a (増田四段はどう応じるか)

(睡蓮)

再開の一手は▲6八銀

20171016e

再開の一手は▲6八銀でした。以下は△3一玉▲6七銀上まで進み、先手が囲いの銀を繰り替えています。

Dsc_4103a (控室には田中寅彦九段が。第12期・1981年度の新人王だ)

Dsc_4114a (田村七段と盤を挟む。奥で取材しているのは、しんぶん赤旗の観戦記を担当する蝶谷初男さん)

(睡蓮)

対局再開

12時40分になり、対局が再開されました。

Dsc_4082a(増田四段は12時25分には戻っていた。佐々木四段が戻ったのは12時35分)

Dsc_4088a

Dsc_4093a (手番の佐々木四段は、再開を告げられてもすぐには指さなかった)

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(睡蓮)

昼食休憩時の特別対局室

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Dsc_4072a (増田四段は、飛車を4筋に回って相手の仕掛けを封じようとしている)

Dsc_4071a(本局の使用駒は、桂山師作・金龍書の盛上駒)

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Dsc_4074a

(睡蓮)

両対局者の昼食

昼食の注文は、増田四段が「うな重(松)、肝吸」(ふじもと)、佐々木四段が「豚キムチうどん」(みろく庵)です。

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Dsc_4064a

(睡蓮)

昼食休憩に入る

20171016d_2正午、この局面で佐々木四段が18分考えて昼食休憩に入りました。昼食休憩までの消費時間は▲佐々木55分、△増田50分。対局は12時40分に再開されます。

(睡蓮)