新人王戦中継ブログ

12時10分になり、図の局面で大橋三段が45分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲大橋１時間２分、△菅井39分。昼食の注文は菅井六段がそば定食、大橋三段はありませんでした。対局は13時に再開されます。

（関西将棋会館１階に飾られている置き駒）

（飛龍）

本局はタブレット端末を利用した自動棋譜更新システムを使用して中継しております。消費時間が１手ごとに更新されるため、臨場感のある中継をお楽しみいただけます。

なお、使用しているタブレットは富士通製「ARROWS Tab F-03G」で、最高クラスの高精細画面と、わずか400ｇ弱の軽さが特徴です。長時間の将棋中継に耐えうる頑丈さと電池持ちの良さを兼ね備えた信頼できる確かな逸品となっています。もちろん、将棋連盟モバイルの利用も可能です。

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（飛龍）

11時20分過ぎ、菅井六段が△７五歩と突っかけます。控室では驚きの声が上がりました。

（思いきった仕掛けを見せる菅井六段）

（控室で談笑していた北浜八段も△７五歩には驚きの声を上げた）

（飛龍）

（盤側に関係者が並ぶ）

左から古森悠太初段（記録係）、東和男八段（日本将棋連盟常務理事）、北浜健介八段（立会人）、渡辺健しんぶん赤旗関西総局長、木屋太二さん（観戦記担当）。

（いったん席を外した大橋三段が戻ってきた）

（御上段の間の床の間には永世名人の書が掛けられている）

（飛龍）

新人王戦におけるこれまでの両対局者の成績です（対戦相手の段位は対戦当時）。

（飛龍）

図は10時40分過ぎの局面。みたび菅井六段の振り飛車対大橋三段の居飛車の対抗形になり、早いペースで相穴熊に進んでいます。42手目△７二金寄までの局面。消費時間は▲大橋７分、△菅井11分。

（駒を並べる両者）

（飛龍）

１勝１敗で最終局を迎え、改めて振り駒が行われました。

（白布を広げて振り駒を行う）

（と金が４枚出て大橋三段の先手に決まった）

（飛龍）

振り駒の結果、先手は大橋三段に決まりました。

（対局開始の一礼を交わす両者）

（初手▲２六歩を指す大橋三段）

（２手目△３四歩を着手する菅井六段）

（飛龍）

新人王戦決勝三番勝負では、プロ棋士による「Twitter解説」を配信しています。

すでにTwitterアカウントをお持ちの方は、以下の「日本将棋連盟モバイル」公式アカウントをフォローしていただければリアルタイムでご覧になれます。本日、第３局の解説担当は稲葉陽七段です。

稲葉陽七段＞本日はよろしくお願い致します。菅井六段は弟弟子で大橋三段は練習将棋を指したりするので二人の決勝戦の最終局はどのようになるのか非常に楽しみです。戦型予想ですが、菅井六段次第ですが対抗形、その中でも中飛車が有力だと思います。
菅井六段、大橋三段の両者は決勝戦の雰囲気に呑まれることなく自信を持って指していてお互いに持ち味を出しての五分となっているので本局は自分のペースに持ち込めた方が有利に進めていくのではないでしょうか。

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（飛龍）

おはようございます。第46期新人王戦決勝三番勝負は菅井竜也六段、大橋貴洸三段ともに相譲らず１勝１敗として本日、最終第３局を迎えます。対局は関西将棋会館「御上段の間」にて、10月19日（月）10時開始予定。持ち時間は各３時間。先後は振り駒で決定します。

（左：菅井竜也六段、右：大橋貴洸三段）

（関西将棋会館。今朝の大阪は青空が広がっている）

本日の大阪は晴れときどき曇り。本局の中継は棋譜・コメントを潤記者、ブログを飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

（飛龍）