2024年7月
午前のおやつ
対局開始
朝の対局室
本日のスケジュール
おはようございます。本日のスケジュールは以下の通りです。
9時 対局開始
12時 昼食休憩
13時 対局再開、大盤解説会受付開始
13時30分 大盤解説会開始
おやつは10時と15時にそれぞれ提供されます。
開幕式
18時ごろから開幕式が開催されました。こちらでは明日に向けての両対局者の抱負、福間清麗による清麗杯の返還などが行われます。なお、一般の方の来場はなく、関係者間のみで実施されています。
「清麗戦は大成建設グループの『人がいきいきとする環境を創造する』という理念のもと、社会貢献活動の一環として、学術・文化の発展及び女性の活躍推進の観点から、第3期の清麗戦より主催させていただいたものであり、今回で4年目となります。本年は公益社団法人日本将棋連盟様の100周年を迎える年であり、また女流棋士の発足から今年で50周年を迎えられたということで誠におめでとうございます。弊社は今後とも清麗戦を通じ、女流棋士の益々のご活躍に尽力して参ります。主催者といたしまして福間清麗と加藤女流四段がお持ちの力を存分に出し切れるよう、万全の準備をさせていただくとともに、全国の将棋ファンの皆さまに多く楽しんでいただけるよう精一杯努めさせていただく所存でございます」
「あらためまして大成建設株式会社様には日頃より日本古来の伝統文化である将棋へのご理解、そして女流棋界へのご支援、ご尽力を賜っておりますこと深く感謝申し上げます。いよいよ明日から番勝負が始まるわけですが、オークラ様の対局場での清麗戦第1局、そして挑戦者が加藤桃子さん、このキーワードが並びますと第3期の清麗戦が思い出されます。加藤さんが初めて清麗戦の番勝負に登場したのですが、第1局の和服が大成建設様のシンボルマークであるオレンジ、ブルー、グリーンの3色を和服にコーディネートされて初戦に臨まれた。清麗に懸ける思いと感謝の気持ちがあふれる対局姿がとても印象に残っております。迎え撃つ福間清麗ですが、対加藤戦への感想といたしましては、福間清麗は『加藤さんの深い研究を知ることは大変緊張感があって、苦しい時間が長いけど楽しみでもある』とおっしゃっておりました。昨年の清麗戦の就位式では、来期に向けて『少しでも強くなれるように頑張りたい』とおっしゃっておりました。この一年でどれほど強くなってしまったのか、大変恐ろしい気もいたしますが、そんなお二方のタイトル戦となります」
「先ほど検分をしました。外はすごく暑かったのですが、対局場はすごく快適で、最高の環境を作っていただいておりました。ありがとうございます。明日から清麗戦が開幕しますけれども、自分の力を出しきれるように頑張って参りたいと思います」
「清麗戦のタイトル戦を再び戦えることに喜びを感じております。清麗は女流棋士になってから初めて獲得した大変思い入れのあるタイトルです。その舞台でまた力を試されるわけですが、一生懸命頑張りたいと思っております。素晴らしい対局会場と対局環境を整えてくださいまして、心より感謝申し上げます。五番勝負をより充実したものにするために自分の納得いく指し手を一手一手、積み重ねていきたいと思っております」
以上で本日の中継を終了します。明日もどうぞよろしくお願いいたします。
(書き起こし=琵琶)
検分
現地大盤解説会情報
現地大盤解説会は10日(水)13時に受付開始、13時30分から始まります。会場はThe Okura Tokyo プレステージタワー1階「曙の間Ⅱ」。定員は100名で先着順です。その他の詳細は下記のリンク先をご覧ください。
【大成建設杯第6期清麗戦 第1局大盤解説会のご案内】
https://www.shogi.or.jp/event/2024/06/6_1_1.html?mi=rlt_match
Rチャンネルによる映像中継
今シリーズでは、楽天グループ株式会社が運営する無料のリニア型動画配信サービス「Rチャンネル」にてライブ配信が行われます。10日(水)8時45分から開始。第1局の解説は山本博志五段、聞き手は貞升南女流二段です。トップページに臨時掲出されるライブ専門チャンネルでご覧いただけます。見逃した方に向けての後日アーカイブ配信も行われる予定です。併せてお楽しみください。
【Rチャンネル】
https://channel.rakuten.co.jp/
【「Rチャンネル」、将棋の女流棋戦「大成建設杯第6期清麗戦五番勝負」をライブ中継で単独配信決定】
https://corp.rakuten.co.jp/news/update/2024/0703_01.html
清麗戦五番勝負第1局
大成建設杯第6期清麗戦五番勝負がいよいよ開幕します。福間香奈清麗(五冠)の挑戦権を獲得したのは加藤桃子女流四段。第3期、第4期に続いて3回目の顔合わせです。第1局は7月10日(水)9時に対局開始。対局場は東京都港区「The Okura Tokyo」。持ち時間は各4時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒未満の着手となります。昼食休憩は12時から13時まで。
立会人は飯野健二八段、記録係は伊藤明日香女流初段。現地大盤解説会の解説は小山直希四段、聞き手は本田小百合女流三段が務めます。
本局の中継は、棋譜コメント入力を琵琶、ブログを生姜が担当します。よろしくお願いいたします。