2020年6月 4日 (木)

Dsc_2419(伊藤女流三段。最終盤で大逆転勝ちを収めた)

Dsc_2424(挑戦者決定戦に進み、上田初美女流四段と対戦する)

Dsc_2433(敗れた石本女流初段)

Dsc_2446(感想戦)

Dsc_2462(投了の局面。駒を動かさずに口頭で意見を交わしていた)

本局の中継は以上で終了となります。ご観戦いただき、ありがとうございました。

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最終盤で逆転しました。△3三桂と4一の桂で馬を取る前に、△2六桂▲同歩を利かしたのが好手で、▲2六桂を消したのが大きいです。

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▲4四桂が厳しい手で、△3一金は▲5一馬から3三の地点を狙われます。かといって、このまま金を逃げずに指すのも▲5四角から▲3二桂成が厳しいです。石本女流初段が勝ちに近づいています。

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石本女流初段が優位を拡大しています。図は△5六金に5七の角を8四に逃げたところ。△7二桂は▲5三竜が金取りです。後手は手をこまねいているとさらに形勢が悪化するので、勝負手を放って先手玉に嫌みをつけないといけません。

Dsc_2361(伊藤女流三段は苦しい。勝負手を放てるか)

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石本女流初段が機敏な手でペースを握っています。△7一金に▲6四歩が好手でした。

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△6四同歩は▲5三飛成なので、△6四同銀しかありません。以下▲6三飛成△7三銀▲6五桂。

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桂跳ねが気持ちのよい活用です。振り飛車の桂が6五にきたので、石本女流初段がペースを握っています。△6二銀なら▲5四竜で、次は▲6三歩が厳しいです。

Dsc_2266(朝の石本女流初段。本局に勝てば、全棋戦を通じて初の挑戦者決定戦進出となる)

Dsc_2365(対局再開後の様子。手番の伊藤女流三段はすぐに指さなかった)

Dsc_2368(石本女流初段が積極的に仕掛け、ペースを握っている)

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図の局面で伊藤女流三段が13分考えて、昼食休憩に入りました。消費時間は▲石本1時間9分、△伊藤50分。昼食注文はともになし。対局は12時40分から再開されます。

※対局者が考慮中のため、昼食休憩時の対局室の撮影は控えました。

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戦型は石本女流初段の石田流に、伊藤女流三段が1筋の突き越しを生かして銀冠に構えました。▲7四歩に△同歩は▲9一角成なので、△4五歩▲5七角△7四飛が予想されます。