2025年11月 5日 (水)

チャンス到来か

20251105_65図は65手目▲5七同銀の局面。△5七歩成を▲同銀と取ったところです。一見して△7七銀が浮かぶため、かなり大胆な対応です。以下、▲7七同桂だと△同桂左成▲7九玉△5七飛成▲同飛△8八銀までの詰みで技が決まるため、先手は▲6七玉とかわすしかなく、先手玉は一気に危ない形になります。
伊藤女流四段にチャンスが到来しているのか、福間倉敷藤花はあえて△7七銀と打たせてしのごうとしているのか。伊藤女流四段が残り時間をつぎ込んでいるのを見て、千田八段は「チャンスを逃さないぞと考えているのでしょう」と話しています。(銀杏)

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倉敷の工芸品

倉敷市はジーンズや帆布などのほか、マスキングテープ発祥の地として知られています。(銀杏)

Dsc_1424(本局の両対局者も使用している帆布とマスキングテープ)

Dsc_1428(将棋や大山康晴十五世名人をアピールしたマスキングテープも開発されている)

味のいい手

20251105_60図は60手目△5五飛の局面。伊藤女流四段は△5六歩から△5五飛と力をためています。駒損していますが、落ち着いた指し回しです。特に図の△5五飛は、▲7四桂△同金▲5四馬といった攻め筋を防いだ攻防手でもあり「味のいい手」という評判です。(銀杏)

Dsc_1543(伊藤女流四段は攻防手で力をためる)

将棋世界

控室に将棋世界の最新号である2025年12月号が届きました。倉敷藤花戦の記事も掲載されています。

Dsc_1250(12月号の表紙は藤井聡太竜王・名人)

Dsc_1238(伊藤女流四段が挑戦権を得た記事。後のページに対局の解説のページも)

(銀杏)

大長考の一手

20251105_56図は56手目△6五桂まで。伊藤女流四段は昼食休憩を挟む44分の長考で△6五桂と跳ねました。2時間のうちの44分は、持ち時間の約37%を1手につぎ込んだことになります。そして、▲2一馬に△5六歩と垂らす攻めに本局の命運をかけました。終盤戦が近づいています。(銀杏)

Dsc_1562001(午後に入って、本田小百合女流四段、加藤圭女流二段、和田はな女流1級が控室を訪れた)

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対局再開

Dsc_1549(伊藤女流四段は昼食休憩に入ったあとも12時20分ごろまで考え続けていた。対局再開後も考え続ける)

Dsc_1526(両者は今回の倉敷藤花戦で11回目のタイトル戦となる。倉敷藤花戦では4回目となる)

Dsc_1510(対局再開前、両対局者に飲み物が出された。福間倉敷藤花は「アイスロイヤルミルクティー」のLサイズ)

Dsc_1509(伊藤女流四段には「カフェラテ」のMサイズが出された)

(銀杏)

昼食休憩時の対局室

Dsc_1461(昼食休憩時の対局室)

Dsc_1467(昼食休憩時の盤面)

Dsc_1477001(本局で使用されている駒は大竹竹風師の菱湖書)

Dsc_1503(書体が菱湖の駒は玉将に特徴がある)

(銀杏)

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