2023年11月18日 (土)

第2局当日スケジュール

おはようございます。対局は10時に開始されます。本日のスケジュールは以下のとおりになっています。よろしくお願いいたします。

10:00 対局開始
11:00 おやつ
12:00 昼食休憩、公開対局開場
12:45 開会式(公開対局開演)
13:00 対局再開、現地大盤解説会開場
13:30 現地大盤解説会開始
??:?? 終局
Asa1(今朝の倉敷は晴れてきた)

(飛龍)

公開対局及び現地大盤解説会情報

第2局の午後からの公開対局は無料で、事前申し込み不要です。

日時:11月18日(土)12:45開演(12時開場、対局開始は13時予定)、終局まで
会場:倉敷市芸文館「芸文館ホール」

また、第2局は倉敷市芸文館の芸文館アイシアターにて、以下のとおりに現地大盤解説会が行われます。事前申し込み制で、すでに締め切られている点はご注意ください。

日時:11月18日(土)13:30~(13:00開場)、終局まで
会場:倉敷市芸文館「芸文館アイシアター」
解説:菅井竜也八段
聞き手:大島綾華女流初段
料金:500円

第3局が行われる場合は別途案内します。以下のリンクもご参照ください。

【大山名人杯第31期倉敷藤花戦】
https://arsk.jp/event/geibun/15050/

以上で今夜のブログ更新を終了します。明日の対局をお楽しみに。

(飛龍)

2023年11月17日 (金)

歓迎会(6・了)

Kange38(関係棋士、女流棋士登壇)

一人一人紹介を受けたあと、両端の清水女流七段、佐々木海法女流1級が降壇し、立会人の村田智穂女流二段、大盤解説会の解説と聞き手、菅井竜也八段と大島綾華女流初段が壇上に残って明日の見どころが語られました。一部抜粋します。

Kange39 (写真右、村田女流二段が進行する。「明日の見どころですが……」)

Kange40
菅井八段「最高のカードですから難しい将棋になっていくと思うのですが、多分、西山さんがむちゃくちゃ攻めるので、それをしっかり里見さんがしのげるかという戦いになるんじゃないかと思います」
村田女流二段「第1局はどう見ていましたか」
菅井「ちょっと西山さんが攻めすぎましたよね。力が出なかったというか、気合が入りすぎた感じがしました」

Kange41
村田「大島さんはどう見ていますか」
大島女流初段「独自の将棋で踏み込みが鋭くて。勝負どころで思いきりよい手を選ばれて、その中で攻防戦が楽しみだと思っています」
村田「大島さんはタイトル戦の聞き手が初めてと聞きました」
菅井「大島さんと話したのは今日が初めてでした。よろしくお願いします!」
村田「緊張はどうですか」

Kange42
大島「結構、緊張しています」
村田「菅井先生は里見さんと小さい頃から結構、将棋を指されていたりしましたか」
菅井「そうですね。初めて会ったのが自分が小学校4年生で里見さんが5年生で、それこそ(全国小学生)倉敷王将戦で」
村田「ここで出会っているんですね!」
菅井「その当時は将棋の強い女の子って少なかったんですよ。その中で1人いて、すごい人がいるなと思っていたら里見さんでしたね。西山さんとは話したことはほとんどないのですが、奨励会に長くいたので、将棋は中盤、終盤の感覚が独特というか。将棋のセンスはめちゃくちゃすごいです」

Kange43
村田「明日の戦型予想をお願いします」
菅井「お互い振り飛車党なので、相振り飛車にするか、2人の対局で定番なのですが、西山さんに振り飛車をさせて、玉が左にいって居飛車の形にするのが里見さんのスタイルですね」
村田「あしたはどっちに?」
菅井「どうなると思います?」
大島「んー、里見さんが先手番なので中飛車で、西山さんが向かい飛車で指すのかなと思います」
村田「それでそのまま相振り飛車になるか、里見さんの将棋は左側に玉、また飛車が戻ったりしますよね。そういった将棋が見られるかどうかでしょうか」

Kange44(閉会の言葉。岡荘一郎・倉敷市文化振興財団理事長)
「財団のほうで全国の皆様方に、この日の公募をして大勢の方がご応募くださり、30人を限定に抽選しました。東は群馬県、西は長崎県から、よくぞ倉敷にお越しくださいました。この機会に清水クイーン倉敷藤花も里見さんも西山さんも、皆様から写真撮影や握手を求められまして、そうした光景を見せていただきまして、本当にうれしく思います」

(飛龍)

歓迎会(5)

両対局者が退場したあと、「題字お披露目」が行われました。

Kange35(贈答用の題字を、揮毫した清水女流七段から)

Kange36 (伊東市長に渡して記念撮影)

Kange37(一回り大きな題字を挟んでスピーチなど)

伊東市長「今回、大山先生の生誕100周年なので、これから記念に残るものをと皆で考えました。何と言っても大山先生が大変力を入れられた女流の棋戦、我々が大山先生の顕彰のために始めました『倉敷藤花戦』の題字をクイーン倉敷藤花の清水市代様にぜひ、お書きいただきたい!」
清水女流七段「ありがとうございます」
伊東市長「ということでお願いしましたところ、本当に素晴らしい。これが倉敷藤花戦の『題字』だと。これからずっと『大事』にします」

この題字は今期からポスター、チラシ、看板などで使用されます。

(飛龍)

歓迎会(4)

料理の続きです。スイーツもありました。

Kange25

Kange26_2

Kange27

Kange28

Kange29

歓談中の棋士の姿を見られるのもコロナ禍以降、なかなかありませんでした。

Kange30 (有森浩三八段。明日から棋譜コメントの現地解説を務める)

Kange31 (LPSA所属の鹿野圭生女流二段。有森八段の妹弟子に当たる)

Kange32 (左、大阪から浦野真彦八段も駆けつけた。右は地元倉敷市出身の狩山幹生四段)

Kange33 (対局者もお客さんらと歓談した。西山女流四冠)

Kange34(屈託のない笑顔を見せる里見倉敷藤花)

しばらく歓談し、両対局者は明日の対局に備えて歓迎会の場をあとにしました。

(飛龍)

歓迎会(3)

Kange16(乾杯の挨拶。中島光浩・倉敷市議会議長)
「お迎えする倉敷の意気込みは、倉敷市長・伊東香織が紫色のシャツを着ております。藤の色でございます。そして私もポケットに、藤色のチーフを入れております。この気合をどうか感じていただきまして、お二人には明日、熱い戦いを展開していただければなと思います」

Kange17(乾杯!)

以下に用意された料理の数々を写真で紹介します。

Kange18

Kange19

Kange20

Kange21

Kange22

Kange23

Kange24

(飛龍)

歓迎会(2)

主催者挨拶に続き、主役の登場です。

Kange10(両対局者登壇)

Kange11 (まずは花束贈呈。プレゼンターは将棋を通じた仲よし)

Kange12 (記念撮影。中央左が松井香穂さん、中央右が遠藤咲良さん)

Kange13 (対局者挨拶。里見香奈倉敷藤花)
「今期は大山先生の生誕100周年ということで、第1局から倉敷で開催していただきました。大変な心遣い、小さなお気遣いをたくさんいただきましたことを、心より感謝申し上げます。第2局も引き続き、倉敷市芸文館で対局させていただくということで、本当に幸せに思っております。自分の力を発揮できるように、一生懸命頑張って参りたいと思います」

Kange14 (対局者挨拶。西山朋佳女流四冠)
「第1局に引き続きまして、倉敷市の皆さま、関係の皆さまには大変快適な対局設備を整えていただきまして、心より感謝申し上げます。明日はタイトル戦の光景を公開対局で見ていただく形になるということで、自分らしい将棋を指せるように、また、楽しんでいただける将棋を指せるように頑張って参りたいと思います」

Kange15(大山名人杯を挟んで。柔らかな表情をリクエストされていた)

(飛龍。書き起こし:夏芽)

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