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2025年11月 4日 (火)

前夜祭(1)

東京都港区「明治記念館」で関係者のみの前夜祭が開かれました。

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Dsc_1021_2(小松賢治・倉敷市副市長のあいさつ)

小松賢治・倉敷市副市長
「今期の倉敷藤花戦には過去最多となる78名が参加され、将棋界も今後一層、女性の活躍に期待がかかるものとなっております。本市としましても、大山康晴十五世名人の女性への将棋普及という思いが着実に実現しているということで、大変うれしく思っております。明日の対局を楽しみにしております」

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清水市代・日本将棋連盟会長 「充実したお二人の三番勝負ですので、1局目からどのような戦型になるか楽しみにしています。挑戦権を獲得した伊藤女流四段のインタビューで『意識することは時間、意識しないことは勝ち負け』と印象に残る言葉がありました。時間というのは、きっと昨年の番勝負で残り時間切迫に苦しめられたことが想いになっているのかなと思いました。そして、勝ち負けを超えた先に、いい内容の将棋を指したいという気持ちの表れが近年の充実につながっているのではないかと思いました。一方、迎え撃つ福間倉敷藤花はクイーンの資格を持ち、経験も豊富です。これから将棋を目指す女性、女の子たちにとって憧れでもあると思います。そんなお二方の対局、皆様にご期待いただければと思います」

(書き起こし=玉響、写真=銀杏)

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