(勝った里見香奈倉敷藤花は、鋭い寄せを決めて防衛まであと1勝とした)(敗れた西山朋佳女流四冠は、タイトル奪取には連勝が絶対となった)(インタビューは行われず、すぐに大盤解説会場に足を運んだ)(武蔵)
三番勝負第1局、▲西山朋佳女流四冠-△里見香奈倉敷藤花戦は14時15分、88手で里見倉敷藤花の勝ちとなりました。消費時間は▲西山1時間39分、△里見1時間35分(チェスクロック使用)。これで里見倉敷藤花は9連覇に向けて大きく前進しました。第2局は11月18日(土)に岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で指されます。また、第3局が行われる場合は、翌19日(日)に同所で指されます。(潤)
局面は一気に終盤戦になだれ込みました。上図の▲7一飛は銀取りですが、後手玉に迫る早い寄せはありません。里見倉敷藤花は時間を使います。このタイミングで先手玉の寄せられるでしょうか。(清水女流七段は継ぎ盤を動かし、上図から△3七歩を予想する)(武蔵)
予定されていた大盤解説会の開始時刻を少し早めて、大盤解説会が始まりました。
(解説は山崎八段、聞き手は長谷川女流二段)(途中では中田八段も参加し、大山名人との思い出を語る)(武蔵)
対局場となった「倉敷由加温泉ホテル山桃花」は、岡山県県南の倉敷市児島に建つホテルです。1993年(平成5年)に開業されました。山桃花は由加山の参道口にあり、周囲は緑豊かな丘陵地帯です。四季折々の風景を楽しめます。
(カブトムシとてんとう虫の乗り物がお出迎え)(大山名人生誕100周年記念として飾られている)
(売店には地元の名産が並ぶ)(武蔵)
上図は▲5五角の飛び出しに、△8六飛とさばいた局面です。▲8八飛のぶつけは手筋ですが、△同飛成▲同角△8七飛で、角取りと△5七とが残って後手が指しやすい流れです。控室の検討でも「振り飛車側のさばき方が難しい」との声が聞かれ始めました。(対局前、里見倉敷藤花は集中力を高めていた)(武蔵)
13時、対局が再開しました。西山女流四冠はすぐには着手せず、10分ほど時間を空けて▲3四歩と取り込んでいます。(昼食休憩時の局面)(2時間制の対局で、残り時間も少ない)(朝と同じく西山女流四冠が先に部屋に戻った)(上座の掛け軸は、「藤花」の文字)(終局まで、もう休憩はない)(武蔵)