前夜祭(2)
福間倉敷藤花「前期の三番勝負から8カ月ほど空いたタイトル戦になります。また伊藤さんとの対戦ということで、私自身も成長できるようなシリーズできたらと思っております。2時間という持ち時間ですが、集中して一局一局指していきたいと思っております」
(伊藤沙恵女流四段のあいさつ)
伊藤女流四段「前期は3月頃の開催でしたので、1年たっていないなかでの再挑戦というのは不思議な感覚です。倉敷藤花戦は三番勝負ということで、始まってしまうと、あっという間に終わってしまう感覚があります。この番勝負の苦しみや楽しさを味わっていけたらなと思っております。今年も(第2局から)倉敷市に伺うことができますが、倉敷といえばフルーツが私はとても好きなので楽しみにしています。今期は例年通り11月に開催ということで、紅葉も時間があれば間を見に行ってみたいな思っております。今期は挑戦することができて非常にうれしい気持ちと、また福間さんとの対戦で厳しい戦いになるのは間違いないと思いますが、自分の力を出しきれるように一生懸命、頑張って参りたいと思います」
(書き起こし=玉響、写真=銀杏)
