第26期倉敷藤花戦三番勝負第1局

2018年11月 6日 (火)

感想戦(2)

Dsc_0171(逆転で先勝の里見倉敷藤花。感想戦では笑顔がこぼれた)

Dsc_0191(終盤まで優勢に進めた谷口女流二段だったが……)

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以上で本局の中継ブログの更新は終了いたします。11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われる第2局をお楽しみに。ご観戦ありがとうございました。

(吟)

感想戦(1)

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(感想戦を行う両対局者)

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(吟)

終局直後

Dsc_0132(終局後、両対局者は山陽新聞のインタビューに応じた)

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―― 一局を振り返っていただけますか。

里見 途中でちょっと誤算があって、そこからはずっと苦しかったです。その前に警戒して指すべきだったと思います。

―― 勝ちが見えたのはどのあたりで?

里見 △4八竜のときに詰みが見えていたので、勝ちになったと思いました。

―― 相居飛車は想定していましたか。

里見 想定していませんでした。序盤の対応があまりよくなかったかもしれません。

―― 倉敷での公開対局の抱負を。

里見 第2局まで、少し時間があるので、自分のできることをやって、精一杯力を出しきれる状態で倉敷にうかがいたいと思います。(水害のあった)倉敷で開催していただくのは、本当に大変なことだと思います。昨年と同じように場所を提供していただけることに感謝して指したいと思います。

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―― 一局を振り返ってどうでしょう。

谷口 あまり見かけない形で、一手一手、神経を使う将棋だと思って指していました。こちらは居玉で手がつくと速いので、慎重に指していました。

―― 相居飛車は珍しいと思うのですが。

谷口 はい。珍しいと思います。これになれば、やってみたい手はありました。すぐに研究手順からは外れましたが。

―― 第2局の公開対局に向けて。

谷口 精一杯やろうかなと思っています。今日のことは忘れて、また新たな一局ということで、岡山のみなさんにいい将棋を見せられたらなと思います。

(吟)

里見倉敷藤花が逆転で先勝

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第26期大山名人杯倉敷藤花戦三番勝負第1局は、里見倉敷藤花が劇的な逆転で勝利をもぎ取りました。第2局は11月24日(土)、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。

(文)

事件か

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後手が優勢といわれていたが、△5四同金に▲8四桂から詰みがある。「あら、これは事件だ」と田中寅九段。逆転で里見倉敷藤花が勝勢になった。

(吟)

粘りを見せる里見倉敷藤花だが……

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里見倉敷藤花が▲6五竜と桂を取って粘りを見せる。しかし△7三桂と跳ねて、相変わらず後手が厚いとの評判だ。

Dsc_0100(形勢は苦しいが、懸命の粘りを見せる里見倉敷藤花)

(吟)

後手優勢

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図は△8七歩成に▲6七玉と逃げた局面。「△8七歩成を取れないようでは、先手が苦しいですね。56手目の△5三桂からの組み立てがうまかったですね」と千葉七段。後手の谷口女流二段が寄せの網を絞っている。

Dsc_0107(先勝して、第2局の地、倉敷に行くのは谷口女流二段だろうか)

(吟)

14時の控室

Dsc_0121(検討中の田中寅九段と千葉幸生七段。別棋戦の対局を終えた香川愛生女流三段と相川春香女流初段が検討に加わる。奥で継ぎ盤を見ているのは渡辺弥生女流初段)

Dsc_0126(千葉七段は笑顔で検討中)

(吟)

両対局者のおやつ

13時30分、対局室におやつが運ばれました。両者、キャラメル・グラサージュショコラと紅茶です。

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※おやつの写真は対局者と同じものを撮影用に注文しました。

(吟)

対局再開

Dsc_0088(手番は里見倉敷藤花。すぐに手は出てこない)

Dsc_0097(谷口女流二段)

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(吟)

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