三番勝負第2局は、11月19日(土)に岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われます。
公開対局、大盤解説会、前日の18日(金)に行われる倉敷藤花戦歓迎会の詳細につきましては、アルスくらしき(倉敷市文化振興財団)のウェブサイト(下記リンク先)をご確認ください。倉敷藤花戦歓迎会へのご参加は、事前応募が必要です(11日必着、応募者多数の場合は抽選)。
【第24期大山名人杯倉敷藤花戦 イベント情報】
http://arsk.jp/event/2016_toukasen24.html
(睡蓮)
(対里見倉敷藤花戦で初勝利を挙げた室谷女流二段。タイトル奪取まであと1勝。報道陣が入ってからもしばらくは険しい表情だった)
(敗れた里見倉敷藤花)
(感想戦の前に、山陽新聞による簡単なインタビューが行われた)
◆室谷女流二段の談話
――一局を振り返っていかがですか。
室谷:後手番になったら△4四歩と止めて本譜のように指そうかなと思っていました。中盤は難しくてわかりませんでしたが、4三の金が働くかどうかが鍵かなと思いました。
――ご自分のほうに流れがきたと感じたのはどの辺りでしょうか。
室谷:少しずつ指しやすいとは思っていたのですが、玉頭戦になるとよさそうな手順も結構難しいので、最後のほうまでわからなかったです。
――第2局は倉敷での対局となります。意気込みをお願いします。
室谷:倉敷はずっといきたかった場所ですので、そこで対局ができるのはとてもうれしいです。公開対局は初めてなので緊張すると思いますが、普段通りに自分の将棋が指せればと思います。
◆里見倉敷藤花の談話
――一局を振り返っていかがですか。
里見:3七の銀が残ってしまったので、その分、ちょっと苦しかったかと思います。
――次の第2局、倉敷で巻き返しを期されると思いますが、意気込みをお願いします。
里見:しっかり考えて、一生懸命指そうと思います。
(睡蓮)
136手で室谷女流二段が制した。終局時刻は15時33分。消費時間は両者2時間。第2局は11月19日、岡山県倉敷市「倉敷市芸文館」で行われる。
(吟)
15時10分、図の▲7七金右で里見倉敷藤花も一分将棋に入りました。形勢は依然、後手がかなりリードしています。
(睡蓮)
15時前、図の△7七金で、室谷女流二段は一分将棋に入りました。里見倉敷藤花は残り3分ほどです。形勢は後手はっきりよしと見られています。
(睡蓮)