大盤解説会が終わったあと、そのままアイシアターで就位式が行われました。
(清水市代・公益社団法人日本将棋連盟常務理事から福間香奈倉敷藤花に就位状が贈られる)
(伊東香織・倉敷市長から大山名人杯の贈呈)
(対局者記念品の目録の授与)
(敗退した伊藤沙恵女流四段にも目録が渡された)
(福間香奈倉敷藤花あいさつ)
「今期の倉敷藤花戦は、わたしの出産により、日程変更をしていただきました。多くの皆さま、そして対局者の伊藤さんには深いご理解をいただき、心から感謝申し上げます。 無事に出産を終え、今期倉敷藤花戦を対局できることに幸せを感じておりました。また、ファンの皆さまに将棋を見ていただける機会があることを、大変うれしく思っております。また1年精進して頑張ってまいりたいと思います」
(書き起こし=武蔵、撮影=翔)
大山名人杯第32期倉敷藤花戦第2局▲伊藤沙恵女流四段-△福間香奈倉敷藤花は120手で福間倉敷藤花が勝ちました。終局時刻は14時59分。消費時間は、☗伊藤2時間0分、☖福間1時間50分(チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。
勝った福間倉敷藤花は2連勝で防衛、通算15期目の倉敷藤花を獲得するとともに10連覇を達成しました。
(翔)
玉頭を押し込んだ後手が逆転し、勝勢になっていると言われています。
図は△8五銀と打った局面。角の利きがあって▲8五同飛は取れませんし、▲8五同金も△同歩が厳しいです。控室では先手を持って勝ちきれる自信がなくなってきたと言われています。混戦になったようです。
(翔)
図は△4二角と引いて王手をかけた局面。有森八段は先手優勢と見ています。
▲8六歩△8五歩には▲4四歩と取り込み、△8六歩に▲9六銀とかわせば後手の攻めが続かないと言われています。
(翔)