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2025年10月21日 (火)

終局直後

Dsc_0205(斎藤六段は最終局に持ち込んだ)

▼斎藤明日斗六段の談話
――本局を迎えて。
斎藤 第1局の内容が悪かったので、いい勝負にして3局目につなげられたらいいなと思っていました。結果が幸いしてよかったです。

――序盤からリードを奪いましたが、どのように感じたか。
斎藤 △8九飛(60手目)のあたりは指せているかなと思ったんですけど、▲9七香(65手目)に△7六桂(66手目)と打った手があまりよくなかった気がします。そこからずっと難しいと感じていました。▲5九金(67手目)が堅い形なので、距離感がつかめてなかったです。

――手応えを感じたのは。
斎藤 最後の△9八竜(122手目)で読み抜けがなければ、少し勝っているかなと思いました。

――次局の抱負は。
斎藤 第3局は日も近いので、悔いの残らないようしっかり準備したいと思います。

Dsc_0216(服部七段は苦しい時間が長かった)

いと思います。

▼服部慎一郎七段の談話
――1局を振り返って
服部 序盤から押されて、苦しい時間が長かったです。△3六角(44手目)にもうちょっといい対応がなかったのか、その局面がすでに思わしくなかったのか。

――次局の抱負は。
服部 最後の新人王戦になるので、いい将棋を指せればなと思います。

(胡桃)