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時刻は14時を回り、局面は78手目△8九飛まで進んでいます。図の飛車打ちのところ、控室では代えて△8二同飛と取る順も検討されていました。服部五段が打った飛車は、9九の香取りのほか、次に△8八飛成~△8七歩成で「と金」を作る狙いがあります。
立会人の森信雄七段は「△8九飛に先手は▲9一角成と▲7一角成のどちらもある」と話しており、黒田五段にとっては大事な分岐点のひとつになりそうです。
(森信雄七段は42年前の第11期新人王戦で優勝している)
(夏芽)