« 大阪市内の風景 | メイン | 第53期決勝三番勝負第1局は黒田五段が制する »

2022年10月 3日 (月)

攻守交替だが

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服部五段が反撃に転じてからしばらく進みましたが、途中で設置された6六桂が黒田五段にとって大きなポイントで、下段に落とされた先手玉は見るからに危険な形となりました。
桐山九段は「▲8五桂が利けばよいのですが、△8三銀があるので」と、やや先手の攻めが細いといったニュアンスで話します。桂を跳ねることで▲6六角の桂取りを狙えますが、△8三銀で8四飛を取られては後手玉も安全になってしまうようです。

Img_1367(いよいよ終盤戦。黒田五段が受けきれるかどうかの展開に)

(虹)