両者の対戦成績
両者は過去に3度の対戦があり、黒田五段1勝、服部五段2勝(千日手1)。新人王戦での対戦は初となります。そのほか成績には含みませんが、今年行われた準公式戦の第5回ABEMAトーナメントの対戦では服部五段が勝っています。
服部五段が居飛車党なのに対し、黒田五段はオールラウンダー。よって本シリーズで戦型を選ぶ権利は黒田五段のほうに多くありそうです。傾向として、今年の春あたりは先後問わず四間飛車を連採していましたが、7月以降はほぼ居飛車で通しています。
なお、決勝三番勝負が関西対決となるのは新人王戦の歴史の中でも数少なく、
・第49期(2018年) 藤井聡太七段-出口若武三段
・第46期(2015年) 菅井竜也六段-大橋貴洸三段
近年だと上記2期のみ(肩書はいずれも当時のもの)。
本シリーズも並んで歴史に刻まれます。
(虹)