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2022年10月

2022年10月 3日 (月)

対局開始前後の様子(2)

Img_1238(定刻の10時になり、対局が始まった)

Img_1188(立会人の桐山九段(写真右)と、しんぶん赤旗の観戦記を執筆する村田智穂女流二段)

Img_1252(服部五段は開始時に深々と一礼したあと、すぐにスーツの上着を脱いでシャツの袖をまくった。開始早々の戦闘態勢だ)

Img_1256(初手▲7六歩)

Img_1261(黒田五段は少しの間を置いてから2手目△3四歩。以降、横歩取りに進んだ)

(虹)

対局開始前後の様子(1)

Img_1125(両者が対局室「御上段の間」にそろったのは9時49分。服部五段は9時32分に関西将棋会館入りしていた)

Img_1180(番勝負開幕局のため、先後は振り駒で決定する。記録係の麻生三段が白布を広げた)

Img_1181(黒田五段の振り歩先で、と金が3枚出て服部五段の先手に)

(虹)

横歩取り空中戦

20221003__25

対局開始から両者とも熟考はなく、25分ほどで現局面まで進みました。すでに前例はありません。しかし、ともに歩み慣れているかのように軽快な指しっぷり。3六歩型のため青野流かと思われましたが、▲7七桂△2五飛と服部五段が相手の飛車を誘導したため、どうやら構想がそれとは違うようです。

Img_1266(3手目▲2六歩を着手する様子。出だしは両者とも止まらず進めている)

(虹)

対局開始

振り駒の結果、と金が3枚出て服部五段の先手となりました。

Img_1153(先手番の服部五段)

Img_1137(後手番の黒田五段)

Img_1229(朝の御上段の間)

(虹)

第53期新人王戦決勝三番勝負開幕

第53期新人王戦は、黒田尭之五段と服部慎一郎五段がトーナメントを勝ち上がり、あとは決勝三番勝負を残すのみ。関西所属棋士同士の対戦で、どちらにとっても初の新人王戴冠が懸かるシリーズとなります。

Ryousya

第1局は10月3日(月)に大阪市福島区「関西将棋会館」で行われます。対局開始は10時。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用、切れたら1手60秒未満の着手)。番勝負開幕局のため、先後は振り駒で決定します。昼食休憩は12時から12時40分です。
立会人は桐山清澄九段、記録係は麻生喜久三段(増田裕司六段門下)、しんぶん赤旗の観戦記執筆は村田智穂女流二段がそれぞれ務めます。

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(虹)