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2022年10月

2022年10月24日 (月)

本日の予定

本日のスケジュールは以下のとおりになっています。

10:00 対局開始
12:00 昼食休憩
12:40 対局再開
14:30 おやつ
??:?? 終局

Asa2 (5階の対局室を示す対局ボード。今日はほかの対局は4階で行われる)

Asa3 (最上室の御上段の間で対局。5階は新人王戦の貸し切り状態)

Asa4_2
(飛龍)

第53期決勝三番勝負第2局は10月24日(月)10時開始

チェスクロック方式が導入されて最初となる第53期新人王戦は、黒田尭之五段と服部慎一郎五段、関西本部所属の棋士同士の決勝三番勝負となりました。対局はすべて関西将棋会館で、黒田五段の先勝を受けた第2局は10月24日(月)に指されます。対局開始は10時。昼食休憩は12時から12時40分。持ち時間は各3時間(チェスクロック使用)。切れたら1手60秒の秒読み。先手は黒田五段です。立会人は小阪昇八段、記録係は中山丈瑠2級(小林健二九段門下)がそれぞれ務めます。

Asa1(本日の大阪は晴れ、気温は20度前後まで上がる見込み)

中継は棋譜・コメントを虹、ブログを飛龍が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
(飛龍)

2022年10月 3日 (月)

感想戦

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以上で決勝三番勝負第1局のブログ更新を終了致します。
ご観戦いただきまして、誠にありがとうございました。

第2局は10月24日(月)、大阪市福島区「関西将棋会館」で行われます。
どうぞお楽しみに。

(虹)

インタビュー

【黒田尭之五段】Img_1451p

――本局を振り返って
黒田 序盤は自信がなかったのですが、中盤でうまく手を作れたのかなという。最後は難しかったです。

――「中盤で手を作れた」について
黒田 70手目△9三銀~△8四銀~△7四歩の筋で、自玉の近くで攻めているので自爆になってしまう可能性もあり非常に怖かったのですが、見た目以上にうるさかったのかなと思います。

――先勝について
黒田 2局目もありますので安心はせずに、次に向けていろいろと考えていきたいと思います。


【服部慎一郎五段】Img_1458p

――本局を振り返って
服部 序盤から手将棋(力戦形)で、難しい展開なのかなと思ったのですけど、途中でバランスを崩してしまいました。72手目△8四銀▲6六銀に△7四歩と突かれて、本譜でやるしかないと思ったのですが少し足りない感じもしたので、ダメにしてしまったのかなと。86手目△6六桂の王手が入るので、実戦的にきつい展開になってしまいました。△8四銀とは上がらせないほうがよかったのかもしれません。

――昼食休憩前の51手目▲6九玉について
服部 4筋で戦いを起こされそうだったので、6筋、7筋方面のほうにいくのが自然かなと思いました。

――次局に向けて
服部 本局は途中でバランスを崩してしまったので、第2局は軌道修正をして中終盤でしっかり読めるようにと思っています。

(虹)

終局直後

Img_1477(第1局を制した黒田五段)

Img_1473(服部五段は攻めを切らされてしまった)

Img_1445(感想戦の前に、主催者インタビューが行われた)

(虹)

第53期決勝三番勝負第1局は黒田五段が制する

第53期新人王戦決勝三番勝負第1局は、106手で黒田五段が勝ちました。

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終局時刻は15時26分。消費時間は、▲服部2時間13分、△黒田2時間32分(持ち時間各3時間、チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。三番勝負の初戦を制した黒田五段が優勝まであと1勝としました。第2局は10月24日(月)に関西将棋会館で行われます。

(翔)

攻守交替だが

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服部五段が反撃に転じてからしばらく進みましたが、途中で設置された6六桂が黒田五段にとって大きなポイントで、下段に落とされた先手玉は見るからに危険な形となりました。
桐山九段は「▲8五桂が利けばよいのですが、△8三銀があるので」と、やや先手の攻めが細いといったニュアンスで話します。桂を跳ねることで▲6六角の桂取りを狙えますが、△8三銀で8四飛を取られては後手玉も安全になってしまうようです。

Img_1367(いよいよ終盤戦。黒田五段が受けきれるかどうかの展開に)

(虹)

大阪市内の風景

Img_1074 (本局が行われている関西将棋会館)

Img_1071(その正面にはなにわ筋。福島区を南北に走る)

Img_1000_ume01 (関西将棋会館から東に徒歩圏内、大阪の中心街である梅田の街並み。先週末に撮影)

Img_1026_ume02 (写真左側の道路は国道2号線。このまま先に進めばなにわ筋と交差する)

(虹)

華々しい展開

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黒田五段の誘導で玉頭戦になり、いまは服部五段が8筋を突破したところです。ただし反撃手段として△8七歩や△7六桂が残されており、服部五段としても気が気ではない局面です。消費時間は▲服部1時間52分、△黒田2時間14分。黒田五段は残り1時間を切っています。

「ひるんだほうが負けですね」(桐山九段)

Img_1275(継ぎ盤を動かす桐山九段)

(虹)

おやつ

14時30分、両対局者におやつが用意されました。注文は、黒田五段が「かぼちゃのプリン」と「ホットコーヒー」、服部五段が「かぼちゃのプリン」と「オレンジジュース(氷なし)」。黒田五段のドリンクは対局室に、そのほかは対局者用控室にそれぞれ運ばれます。

Img_1425(両対局者に出された「かぼちゃのプリン」)

Img_1415(黒田五段の注文)

Img_1407_2(服部五段の注文)

(虹)