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図は76手目△3一金の局面。控室でも示されていて、冷静な一手とみられています。古賀四段は局面が苦しいうえに、残り時間も10分を切っているのがつらいところ。伊藤四段は残り40分です。古賀四段は▲6三歩としましたが△6一金! が用意の返し技。▲同となら△4一金と角を取ることができます。古賀四段は△6一金に▲2三角成△同玉▲6一とで歩切れを解消して実戦的に進めましたが、伊藤四段が差を広げている状勢といえます。(銀杏)あ
(対局前、王将を据える伊藤四段)