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2020年10月12日 (月)

局後インタビュー

終局後は、感想戦の前にインタビューが行われました。

【池永天志四段】

Img_7687_i_ike(勝ったものの反省が多かったのか、眉間にシワを寄せることが多かった)

――本局を振り返って
池永 序盤の対応がまずかったです。途中からは下駄を預けるような形になって、やられたらしょうがないかなと思っていました。

――そういう意味では逆転の将棋だったと
池永 そうですね、苦しい局面はあったと思うので。どこで難しくできたのかは分かりませんが。本譜は駒損を受け入れる展開にしましたけど、そこはよくなる理屈がなかったです。

――次局に向けて
池永 本局は序盤が準備不足というか、まずかったので、次までに修正していければと思います。

【齊藤優希三段】

Img_7682_i_sai(丁寧に回答するも、「ひどい」と自身を戒める言葉も)

――研究の出だしでしたか
齊藤 そうですね。経験のある形だったのですが、そのあとは思った以上に手の作り方が難しかったです。途中で攻め方を間違えてしまったということが敗戦につながった気はします。そこがいちばんの反省点ですけど、具体的にどうすればよかったのかはまだ分かりません。

――68手目△2四歩を▲同馬と取りました
齊藤 あのあたりはもう自信がありませんでした。と金を無条件で作られていましたし、ひどい状態でした。

――次局に向けて
齊藤 本局はひどい将棋になってしまったので、次局は接戦の面白い将棋にできればと思います。

(虹)