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先手は4筋、後手は2筋を攻めています。図の▲4三歩は△同金なら▲3二角の狙い。対して永瀬五段は△2六角と飛車取りに打ちました。▲3七角と合わせてくれば、そこで4二金を逃げるのでしょう。田村六段は62手目に△2六角を指摘していましたが、永瀬五段は先手に▲3七角を打たせたかったようです。また、この角打ちの裏には、普通の攻め合いでは2筋が間に合わないという判断もありそうです。
(藤森四段は後手のカウンターにどう対処するか)
(牛蒡)