インタビュー
-どうもお疲れさまでした。永瀬さん、今日勝って2勝1敗ということで新人王となりましたが、まずその感想を聞かせてください。
今日も苦しい将棋だったので勝ててよかったというか……勝ててよかったです。
-2局目に悔いが残る手を指されて、後悔されていましたけれども。立て直すのにはいろんなことがありましたですか?
いやまぁ、よくひどい手を指すのであまり気にしてはいなかったんですけれども。こういう大舞台で指したのは申し訳なく思っています。今回はひどい手を指さないように気をつけました。
-こないだの日曜日に加古川青流戦もストレートで優勝されまして。そういう意味では若手棋戦の二冠ということですけれども、そういう点ではいかがですか?
そうですね。うーん……。ただ星が集まったと言いますか、ええ。若手自体の実力が拮抗しているので、運よく両方優勝できてよかったと思います。
-最後になりますが、永瀬さん、今後の抱負をお願いします。
新人王戦を優勝すると記念対局があったと思うので。そちらも教われるので、そちらも頑張りたいと思います。
-まずは記念対局から?
-藤森さん、お疲れさまでした。今日は残念でしたけども、いかがでしたか?
途中は結構大変かなと思ったんですけど……。最後、あまり熱戦にもならなくて。見ている方に申し訳ないです。
-▲9三金(81手目)から勝負、勝負で迫りましたが。
ちょっと足らないかなと。
-新人王戦初出場で決勝まで来られたんですけど、振り返っていかがですか?
そうですね、うーん……。途中大変な将棋がいっぱいあったんですけれども。決勝まで来れたからには頑張りたかったんですけれども。そうですね、ちょっと負けてしまって残念です。
(紋蛇)