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2011年10月

2011年10月11日 (火)

午後の戦い

_51_2図の▲7四歩に対して佐藤六段は40分近く考えていましたが、△同飛と取りました。そこで▲8三角と▲5六角が予想されていました。後者は以下△6五角▲同角△同桂▲8三角△7五飛▲7六歩△7七桂成と激しい順も指摘されていましたが、本譜は▲8三角でした。

_53

085
(再開前の豊島将之六段)

(翔)


対局再開(3)

073
(佐藤天彦六段。大きなかばんを持って戻ってきた)

076

083
(△1四歩と着手)

087
(豊島六段はすぐに▲7四歩。撮影の間に3手進んだ)

_51

(翔)


対局再開(2)

064
(立会人の小阪昇七段)

065
(記録係の冨田誠也初段が「時間になりました」と告げる)

067
(佐藤六段が戻る前に、豊島六段は▲1五同香と指した)

(翔)

対局再開(1)

056
(先に対局室に戻ったのは豊島将之六段)

057

063

(翔)

昼食休憩の盤面

046
(△1四同香までの局面)

049

051
(駒は児玉龍兒さん作の錦旗書)

(翔)

昼食休憩

_4848手目△1五同香の局面で12時10分となり、昼食休憩に入りました。消費時間は▲豊島1時間35分、△佐藤天35分。対局は13時に再開されます。

(翔)

端から逆襲

_44佐藤六段は、突き越された端から△1四歩と動きました。「えらいとこを突いていったなぁ」とは立会人の小阪昇七段。本局は△5二玉型であり、△4一玉型と一路離れている点をいかした仕掛けです。▲1四歩△同香▲1五歩△同香▲同香△1四歩が一例。先手は▲2四歩、後手は△5五角が狙い筋として残っています。

028
(対局開始前、豊島将之六段)

(翔)

午前の関西将棋会館

043
(3階エレベーターホール。木村義雄十四世名人の肖像画)

044
(経歴を紹介するボード)

045
(3階事務室。秋は新人王戦だけでなく、多くの棋戦が佳境を迎える季節)

(翔)

早い指し手

_31_2図は▲1五歩と端を詰めた局面。わずかながら前例もある局面です。

_36少し進んで、佐藤六段が△2四歩と打ったところで、棋士室では「豊島六段の意表を突いたかもしれませんね」と言われています。△2四歩の前例もありますが、△2五歩も考えられました。

032
(対局開始前、佐藤六段はじっと瞑想していた)

(翔)

対局開始

013
(佐藤天彦六段)

015
(豊島将之六段。後ろは記録係の冨田誠也初段)

017
(立会人の小阪昇七段が見守っている)

(翔)