メイン | 2010年10月 »

2009年10月

2009年10月 2日 (金)

控え室(4)

111

検討を行う佐藤(天)五段、村中秀史五段、伊藤真吾四段。

40173

図の▲3三馬は▲7五桂の狙い。これには桂打ちを防ぎながら馬筋を通す△7四歩がうまそうだが、▲5五桂△6二金引▲6三歩△7二金寄▲6二銀と食いついて、これは先手が良さそう。また図から△6七歩▲同銀と形を乱してから△6一歩と受けるのは▲1一馬と香を補充する手が有力。次に▲6六香を狙っている。

(吟)

控え室(3)

102

108

(モニターを食い入るように見つめた後、検討の盤にちらりと目をやる佐藤康光九段)

110

(こちらはじっと検討を見つめる矢内理絵子女王)

(吟)

先手有利

100

対局中の先崎学八段や鈴木八段や櫛田陽一六段も検討の盤をじっと見つめている。

40155
現在▲6四馬と引いた局面。ここまでの消費時間は中村四段が1時間48分、広瀬五段が1時間10分。
「ここまで中村四段が仕掛け、思い通りの進行ではないでしょうか。この局面でも△4九飛成とするでしょうから、先手は銀を取ることが出来、銀得ですので先手有利だと思います」塚田九段。

(吟)

控え室(2)

095

前期新人王の佐藤天彦五段も控え室を訪れた。

093

遠山雄亮四段と検討する佐藤天彦五段。木村一基八段と熊倉紫野女流初段も控え室へ。

(吟)

堅陣

049

先手・中村四段、金銀4枚の居飛車穴熊。

048

得意の振り飛車穴熊に収まった広瀬五段の王将。

(吟)

13時対局再開

053

下が先手の中村陣。

074

12時55分頃、盤を凝視する中村四段。

081

腕組みで再開を待つ広瀬五段。

086

13時になり塚田九段の「再開です」の声があったが、中村四段はすぐには指さなかった。13時6~7分だろうか、モニターに▲3三角成を指す中村四段の手が映った。

(吟)

昼食休憩に入る

20091002_115808

△4六歩と広瀬五段が突き、中村四段が16分考えて昼食休憩となった。ここまでの消費時間は中村四段1時間2分、広瀬五段46分。昼食休憩は12時10分~13時まで。昼食の注文は両対局者ともにありませんでした。

(吟)

中村四段仕掛ける

40143
図は中村四段が▲2四歩と仕掛けた局面。△同歩▲6五歩△4六歩▲3三角成△同桂に角を
3一からか5一から打つのかが検討されている。

(吟)

控え室

044

本局は特別対局室にて行われている。取材控え室は飛燕・銀沙の間。ネット中継も飛燕・銀沙の間からお伝えしています。

038

別室で棋聖戦を戦っている鈴木大介八段と棋王戦を戦っている阿久津主税七段も控え室へ。中継画面を見つつ談笑している。

(吟)

10時45分頃の模様

035

本局の立会人の塚田泰明九段は関係者と談笑しながらもモニターに目をくばる。しんぶん赤旗の観戦記は北尾まどか女流初段。

40135
広瀬五段は得意の穴熊一直線。中村四段も居飛車穴熊に入り、相穴熊となった。

(吟)