12時40分、対局が再開されました。岩根女流三段の指し手は△３五銀でした。

（対極開始前の岩根女流三段）

（昼食休憩中の飛燕）

（昼食休憩時の局面。手前が先手の甲斐女流五段側）

（甲斐女流五段の王将）

（岩根女流三段の玉将）

（棋譜用紙。記録係はＬＰＳＡ所属の礒谷真帆女流初段が務める）

12時、この局面で岩根女流三段が１分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲甲斐53分、△岩根１時間５分。昼食の注文は両者ともにありません。対局は12時40分に再開されます。

振り飛車党の両者ですが、序盤で駆け引きがあり、相居飛車になりました。先手番の甲斐女流五段が腰掛け銀から▲４五歩と仕掛けました。しばらくは先手の攻め、後手の受けとなりそうです。

（対局開始前の甲斐女流五段）

（初手▲７六歩を着手する甲斐女流五段）

（岩根女流三段は２手目△３四歩を着手する）

（本局は飛燕で行われている）

振り駒の結果、歩が３枚出て甲斐女流五段の先手番に決まりました。

（定刻の10時を待つ両対局者）

（先手番の甲斐女流五段）

（後手番の岩根女流三段）

おはようございます。本日は第２期ヒューリック杯清麗戦（ヒューリック株式会社主催）予選再挑戦トーナメントの甲斐智美女流五段－岩根忍女流三段戦をお送りします。対局は３月26日（木）10時から東京・将棋会館「飛燕」で行われます。持ち時間はチェスクロック使用の各２時間。切れたら１手60秒未満での着手となります。先後は振り駒で決定します。勝者は本戦に進出します。
本局の中継は琵琶が担当します。よろしくお願いいたします。

感想戦は15時25分頃まで行われました。

（振り飛車の底力を発揮した上田女流四段が粘り勝ち）

（果敢に攻めていった加藤女流三段。途中はチャンスもあったようだ）

（感想戦は別室で行われた）

（独楽）

図の局面で加藤女流三段が投了しました。終局時刻は14時31分。消費時間は、▲上田１時間56分、△加藤１時間53分。

（独楽）

図の局面で後手の加藤女流三段が20分以上使っています。後手からの寄せが難しいですが、寄せきれるならもちろん後手勝ち。もし寄せがないと、▲５五角などで攻守が入れ替わり、先手勝ちとなりそうです。

（独楽）