*第8期五番勝負第4局 
感想戦
終局直後
▼タイトルを奪取した西山朋佳清麗のコメント
── 第2局と同じ角交換向かい飛車でした。序盤の進行について。
西山 相手に1歩切られているので自信はなかったのですが、戦いになったところは難しいかなと思っていました。
── 本譜は▲3八金と上がらずに端桂から攻めていきました。
西山 あまりそれ以外の展開が見えなかったので、どうかなと思っていました。
── 飛車取りを放置して▲5四桂と踏み込みました。
西山 調子がいいかなと思ったのですが、本譜は進んでみると結構難解で、形勢も好転していないかなと思っていました。
── 形勢の好転を自覚したのは。
西山 ▲7四銀成のところで、角のラインを気にしなくてよくなったので、攻めに専念できるかなと思っていました。
── 一局を振り返って。
西山 結構自陣の左側が悪形ではあるので、自信がないような気はしたのですが、実戦的に難解だったのかなと。本譜は攻め合いで均衡が保たれているのかなと思っていました。
── 初の清麗獲得、女流四冠に復帰です。
西山 あまり意識はしていなかったのですが、形となったことはうれしく思います。
── 中3日で白玲戦の七番勝負が始まります。
西山 長いスパンでのタイトル戦になるので、体調に気をつけて挑んでいければと思います。
▼敗れた福間香奈前清麗のコメント
── 序盤の進行については。
福間 手が広い将棋かなと思っていました。
── 昼食休憩辺り、地下鉄飛車を2筋へ転回する場面もありました。
福間 ほかの順もあると思っていたので、難しいかなと思っていました。
── 午後の展開については。
福間 と金攻めに期待して動いたのですが、形勢判断ができていなかったと思います。
── 一局を振り返って。
福間 手将棋で一手一手が難しい将棋ではあったのですが、途中途中であまりよくない手順を指してしまったかなと思っていたので、終盤ももう少し何かなかったかなという気はしています。
── シリーズを振り返って。
福間 力戦が多かったと思うのですが、その中で先に崩れてしまうことが多かったので、仕方がない結果かなと思います。
── 白玲戦に向けて。
福間 力を出しきれる状態で挑めたらと思います。
西山女流三冠が3勝1敗でタイトル奪取

大成建設杯第8期清麗戦五番勝負第4局▲西山朋佳女流三冠-△福間香奈清麗は131手で西山女流三冠が勝ちました。終局時刻は17時47分。消費時間は、▲西山3時間44分、△福間4時間0分(持ち時間各4時間、チェスクロック使用、使いきると1手60秒未満の秒読み)。
これで五番勝負の成績は西山女流三冠の3勝1敗となり、初の清麗位を獲得しました。また、西山・新清麗は2024年2月以来、女流四冠に復帰。西山・新清麗と福間・前清麗が女流タイトルを四冠ずつ分けあうことになりました。
























