里見の長考 里見清麗は対局再開からも時間を使って、図の▲4六歩に54分56秒使いました。後手の上田女流四段は少考で図から△8六歩。(1)▲同歩は△8七歩、(2)▲同角は△3六歩の狙いでしょう。本譜は(3)▲2五歩△3三角を決めてから▲8六角と進みました。後手にチャンスがありそうだといわれています。このまま戦いを起こせれば、堅さの差が生きそうです。 (里見清麗は長考で▲4六歩とした)