11時30分、局面は43手目▲3七角まで進みました。先手の中井女流六段は▲4五桂と積極的に動いており、▲5九角~▲3七角の転回は、斜めの利きで間接的に後手玉をにらんでいます。このあと▲5九金右~▲6八金右と固めれば十分な態勢を築けそうです。
(継ぎ盤を動かす村田智穂女流二段。奥は大山名人記念館館長の北村實さん)
(夏芽)
両対局者のおやつは、里見倉敷藤花がホットカフェオレ、中井女流六段がフルーツの盛り合わせとアイスコーヒーです。
(里見倉敷藤花のおやつは、ホットカフェオレ)
(中井女流六段のおやつは、フルーツの盛り合わせとアイスコーヒー)
(色鮮やかなフルーツがたっぷり)
(駒袋から駒を出す里見倉敷藤花)
(9時54分、駒を並べ終わり、あとは開始を待つのみとなった)
(盤、駒、駒台をきれいに拭く藤井奈々女流初段)
(床の間には「藤花」と揮毫された掛け軸)
(伊東香織倉敷市長と、立会人の清水市代女流七段)
(9時50分、両対局者が対局室に入った)
対局開始から30分が経ちました。戦型は里見倉敷藤花のゴキゲン中飛車に対し、中井女流六段は早々に右銀を繰り出していく「超速」と呼ばれる急戦策を選んでいます。すでに5筋の歩交換が行われ、現局面は先手が中央を手厚くする展開になっています。
(控室のモニターで進行を見守る菅井竜也八段)
定刻の10時に対局が始まりました。第2局の先手が中井女流六段です。
(対局開始の一礼)
(先手番の中井広恵女流六段)
(後手番の里見香奈倉敷藤花)
(里見倉敷藤花は中飛車に振った)
おはようございます。第28期倉敷藤花戦三番勝負は、第2局の朝を迎えました。対局は、このあと10時開始。昼食休憩は12時から13時までです。
(朝の芸文館前。少しずつ青空が見え始めている)
【倉敷藤花戦、21日に第2局 里見、中井両女流棋士が決意】https://www.sanyonews.jp/article/1073641?rct=kuratouka