2020年7月19日 (日)

Img_4306(記録係の高橋佑二郎三段。6月の奨励会第2例会で、三段昇段を果たした。次回三段リーグからの参加となる)
Img_4333(立会人の森内俊之九段が席につく)
Img_4337(先に入室したのは、豊島竜王・名人)
Img_4353(続いて永瀬叡王も部屋に入った)

本日の対局は、ニコニコ生放送とABEMAで動画中継が行われます。

■ニコニコ生放送■

放送開始:7月19日(日)13時30分~
URL:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv326634979
解説:藤井猛九段、聞き手:加藤桃子女流三段

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■ABEMA■

放送開始:7月19日(日)13時50分〜
URL:https://abema.tv/channels/shogi/slots/9WyCKfKARSM3N7
※大盤解説はありません。

2020年7月18日 (土)

両対局者は万松寺に到着して記念撮影をしたあと、館内の説明とご祈祷を受けました。そちらの様子は明日にアップします。
予定時刻を少し過ぎた17時2分から、検分が始まりました。永瀬叡王が駒の反射が気になるということで、照明を調整して無事終了となりました。

Img_4123(永瀬拓矢叡王)
Img_4131(豊島将之竜王・名人)

Img_4097(照明の加減が念入りにチェックされた)

Img_4140(検分には多くの時間が費やされた)


以上で本日のブログ更新を終了します。
対局は明日、14時開始です。お楽しみに!

永瀬拓矢叡王に豊島将之竜王・名人が挑戦する第5期叡王戦七番勝負は、豊島竜王・名人が先勝。迎えた第2局は持将棋成立で引き分けとなる波乱の展開となりました。第3局と第4局は同日に行われます。持ち時間は1時間(チェスクロック使用)で、使いきると1手60秒未満の着手です。
対局場は愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」です。立会人は森内俊之九段、記録係は高橋佑二郎三段(加瀬純一七段門下)。ニコニコ生放送の解説は、藤井猛九段、聞き手は加藤桃子女流三段がそれぞれ務めます。
対局開始予定時刻は以下のとおり。

第3局 7月19日(日) 14時開始予定
第4局 7月19日(日) 19時開始予定

第5期叡王戦特設サイト
ニコニコ生放送
棋譜中継ページ
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・主催:株式会社ドワンゴ
・協賛:生茶 - キリン
・協賛:株式会社タカラレーベン
・協賛:LAWSON(ローソン)
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・協賛:Vロートプレミアム - ロート製薬
・協賛:株式会社IHI

棋譜・コメント入力は飛龍記者、ブログは武蔵が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

※新型コロナウイルス感染予防のため、現地では「三密状態」を避け、一部の中継業務はテレワーク化しておりますので、ご了承ください。

2020年7月 5日 (日)

持将棋成立
(話し合いの結果、規定通り、持将棋成立で終了することが決まった)

永瀬叡王

永瀬叡王

永瀬叡王

■永瀬拓矢叡王へのインタビュー

--一局を振り返って。
よかった局面もあったかと思うのですが、局面が難しく正解がわかりませんでした。反省して今後の糧にしていきたいと思います。

--どの辺りから持将棋を意識したか。
最後の30手~40手くらいで、1二の香が助かれば勝ちだったのですが、助かる形が見えませんでした。そうなると持将棋なのかなと思っていました。

--第1局では千日手、本局は持将棋の展開をどのように見るか。
連続で続くというのは珍しいと思います。

--途中の着替えの意図は。
和服は不慣れな点が多く、スーツのほうが指しやすいので、対局しやすいように着替えました。特に汚したというわけではありません。

--次局の意気込み。
持ち時間が決まってから、しっかりと準備をして臨みたいと思います。

豊島竜王・名人

豊島竜王・名人

豊島竜王・名人

■豊島将之竜王・名人へのインタビュー

--一局を振り返って。
いい勝負のつもりで指していましたが、気づいたら不利になっていました。苦しいと思って指しており、持将棋になるか負けるかの将棋でした。一局を通して自信のない局面が多かったです。

--どの辺りから持将棋を意識したか。
後手玉は入玉をされると思っており、歩以外の駒を持たれている状態では、こちらが入玉を目指してもうまくいかないと考えていました。△3七香(124手目)と歩以外の駒を後手がすべて使ったところで、入玉を目指しました。ただ、駒数が足りているかまではわかっていませんでした。

--第1局では千日手、本局は持将棋。珍しい展開になった。
持将棋はあまり経験がないです。しかし本局は、展開上仕方ないと思って指していました。

--次局の意気込みについて。
対局が続いているので、コンディションをしっかり整えて、また頑張りたいと思います。

(インタビュー書き起こし:武蔵記者)


以上で第5期叡王戦七番勝負第2局の中継を終了いたします。第3局は7月19日(日)、愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われます。お楽しみに。

終局直後
(終局直後の様子)

永瀬拓矢叡王
(永瀬拓矢叡王は1点を守りきれず)

豊島将之竜王・名人
(豊島将之竜王・名人は執念の指し回しで持将棋を成立させた)

規定説明
(立会人の福崎九段が、規定について説明する)

永瀬叡王

豊島竜王・名人

Eiou202007050101222▲豊島-△永瀬戦は222手までで、持将棋が成立しました。終局時間は22時5分で、消費時間は▲豊島5時間0分、△永瀬5時間0分(チェスクロック使用)。勝敗は豊島竜王・名人の1勝0敗1分、永瀬叡王の0勝1敗1分となりました。次局は7月19日(日)愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われます。