2024年4月19日 (金)

前夜祭(1)

現地では18時から前夜祭が開かれました。

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Dsc_0486 (佐竹康峰・日本将棋連盟常務理事)
「叡王戦はひとつだけほかのタイトル戦と違うところがありまして、新聞社報道機関の方々が主催に入っていない、民間企業の皆様に支えられている棋戦となっております。そして今回、その協賛社に新たに加わっていただきましたのが、アパホテルグループさまになります。その御縁でこの素晴らしい対局場で対局ができるということで、大変ありがたいことでございます。厚く御礼申し上げます。明日は元谷一志社長が誕生日ということで、喜びがいくつも重なっています。こういった喜びを被災地の皆様に届けるとともに、皆様も熱い声援を両棋士に送っていただきたいと思います」

Dsc_0541_2(白水美樹 レオス・キャピタルワークス株式会社専務取締役CHRO)
「私どもは第6期叡王戦からスポンサーを務めてまいりまして、不二家さんとともに4期目となります。私ども叡王戦のスポンサーを務めましたら、会社の業績がぐんぐんと上がってまいりまして、この叡王戦が毎年楽しみになってまいりました。今回の対局は藤井叡王と伊藤七段という将棋界のふたりのスターが織りなす戦いとなっております。明日の対局も最高のパフォーマンスで臨まれることを期待しております」

Dsc_0549 (元谷一志・アパグループ株式会社社長兼CEO)
「1月1日の能登半島地震でアパリゾート佳水郷も甚大な被害を受けました。約2ヵ月間の休館という形をとって一生懸命復興にあてさせていただいて、ようやく今日を迎えることができました。御影石のモニュメントに関しましても、ようやく本日に間に合ったということで、感無量の除幕式でした。この地を復興拠点としてぜひ将棋文化を広め、多くの方に広く知られるように尽力してまいりたいと思います。藤井叡王と伊藤七段との対局をとても楽しみにしています」

Dsc_0570(深村富士雄・加賀副市長は、公務で欠席となった宮元陸・加賀市長のあいさつ文を代読した)
「明日の対局は将棋ファンが本当に楽しみにしていると思います。お二人にはぜひとも熱戦を繰り広げていただきたいと思います。本年3月には北陸新幹線が敦賀まで延伸され、加賀温泉駅に停車するようになりました。これを機に加賀温泉郷ではコロナ禍からの復活に加えて能登半島地震の復興に向けて地域一丸となり頑張っています。今回の対局は将棋の普及と将棋文化の発展につながり、日本全国からの注目が集まることも大いに期待しておりますので、少しでも加賀温泉郷の魅力が伝われば幸いでございます」
(書き起こし=生姜、写真=銀杏)